WEDやOrtho4XPでArcデータベースにアクセスできなくなったときの対処方法
WEDのマップやOrtho4XPのpreviewでArcやUSA2データが表示できない
サーバーアクセスエラー
長くX-Plane11を使っているとWEDでシーナリー作成時の下敷きになるフォトマップが不意に表示できなくなることがあります。
このときOrtho4XPでもArcやUSA2のPreviewが表示できなくなっています。
こういうとき作成したArcデータベースのシーナリーは下の画面のようになります。
この原因について,X-Plane.orgで検索すると”ARC Source Down?“という記事を見つけました。

アクセスできなくなった原因
この記事を読むと,原因として自分が使っているIPアドレスがブラックリストに載ったことのようです。
ブラックリストに載る原因としては,短期間にArcデータベースに多数のアクセスを行ったことが考えられます。
私の場合は,ソースにArcを使い多くの場所のOrtho4XPデータを短期間に作成したことが原因のようです。
確かにX-Plane.orgでも一度に多くのデータをダウンロードすると,24時間アクセスできなくなることがあります。
X-Plane.orgは,IDで管理されますからこの場合は24時間我慢するしか方法はありません。
復旧方法
WEDでフォトデータにアクセスするには,再びArcサーバーデータにアクセスできるようにしなければなりません。
ブラックリストに載ったIPアドレスは使えないので,新しいIPアドレスを取得する必要があります。
記事では,VPNを経由して復旧したとの記載がありましたが,家庭でVPNを利用するのは費用がかかるので利用できません。
幸いなことに通常の家庭のインターネットのIPアドレスは,プロバイダーに接続するたびに新しいIPアドレスが付与されます。
わたしの場合,数ヶ月のあいだルータの電源を入れっぱなしにしていたので,IPアドレスが変わっていなかったことが原因のようです。
いったんルータの電源を切り,数秒後に電源を投入することでIPアドレスが更新されます。
10分間程度経過後に,WEDでのマップ表示とOrtho4XPでArcのPreviewの復帰を確認できました。
なおOrtho4XPデータで白い地面が表示されていたときは,すべてのTileを削除してから再作成してください。
またX-Plane11でサブPCとの接続用のXPUIPCに登録しているIPアドレスも新しく記載し直す必要があります。
まとめ
今回の経験から,Ortho4XPデータを作成する期間は,ルーターの電源を一週間に1回は入れ直すことにしました。
読者のみなさんの中でArcやUSA2データにアクセスできなくなった時,対処方法の一つとして記憶の片隅に置いてください。
掲載した画像の離島は,後ほどご紹介します。
Enjoy Flight!
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