福岡空港の奈多地区を再現する
福岡空港(RJFF)は,34番滑走路延長上に奈多地区(RJFH)というコードを持つヘリコプター専用区域があります。
福岡空港奈多地区
この区域の詳細については福岡空港のWebサイトに詳しい説明のpdfファイルが公開されています。
pdfファイルでみると,福岡空港の34番滑走路の出発進入ルートの真下にあることがわかります。
なおMSFSのシーナリーでは,デフォルトやペイウェアにおいてもこの区域は再現されていません。
MSFSではまだ公式にヘリコプターが対象となっていないためにヘリポートは無視されているからなのでしょう。
けれどもユーザーの方からこの区域を再現するシーナリーが公開されました。
文字通り福岡空港を完全化するためには,このシーナリーを導入する必要があります。
奈多ヘリポートシーナリー
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
タイトルは”Nata heliport, Fukuoka“で,Flightsim.toからダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたデータを適当な場所で展開します。
フォルダー内に”scenery”フォルダーのある,”niyfty-nata-heliport“フォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
MSFSでの飛行
福岡空港からH135を使い奈多ヘリポートまで飛行します。
フライトは短いのですが,ちゃんとフライトプランも作成できます。
ただし奈多ヘリポートの正式なコードである”RJFH”はMSFSでは福島スカイパークに割り当てられているので,”RNFF”という架空コードが割り当ててあります。
またヘリポートのヘディングは,実際の34と15ではなく,34と16になっています。
34番滑走路を離陸したのちにまっすぐ飛行すると数分後に,奈多ヘリポートが見えてきます。
ヘリポートは,敷地内の西寄りに設置してあります。
H135での着陸は難しくないので,初回飛行でも着陸できました。
福岡空港のトラフィックを再現するともっと難しくなるのだろうと思います。
空港施設は,ヘリポートの他,管制塔と格納庫らしき四角い建物があります。
このヘリポートは福岡空港の付属区域ですから,私はこれでも十分ではないかと考えます。
まとめ
私はこのヘリポートの存在をこのシーナリーで初めて知りました。
X-Plane11で調べてみると再現されていないこともわかりました。
日本国内でもコードが付いていても見つけにくいヘリポートがあることを気付かせていただいた,シーナリーの作者の方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
Enjoy Flight!
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