カサブランカの街を空から楽しめるシーナリー
カサブランカはモロッコの西部海岸にある商業都市で,有名な映画の舞台にもなりました。
ここにはモロッコ最大の空港であるムハンマド5世国際空港があります。
なお首都ラバトは北東90kmの場所にあり,ターミナルビル一つの小さなラバト=サレ空港があります。
これら2つの空港のカスタムシーナリーと,SimHeavenのX-Africaを利用してカサブランカの市街地の建物をリアルに表示します。
モロッコのシーナリー
モロッコシーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
空港シーナリー
カサブランカにある2つの空港データのタイトルは,”Mohammed V International Airport“と”GMME Rabat Salé 1.0.0“です。
2つの空港を表示するためのライブラリーとプラグインは次のとおりですので,あらかじめ導入しておいてください。
3D people Library
ru_scenery Library
BS2001 Library
CDB-Library
MisterX_Library
THE-FAIB Aircraft Library
THE-FRUIT-STAND Aircraft Library
The_Handy_Objects_Library
OpenSceneryX
Autogate plugin
市街地シーナリー
あとからデフォルトで表示したカサブランカをご覧にいれますが,港を除いてさみしい状態です。
カサブランカ市街地と多くのモスクを表示するために,X-Africaを利用します。
フォトシーナリー
フォトシーナリーはオプションで利用しましょう。
ZL13で全世界をカバーするフォトシーナリーを利用しても良いですし,Ortho4XPでカサブランカ周辺の+34-007,+33-007,+33-008だけをBingベースのZL16(空港周辺をZL18)で作成してください。
3つの区域でZL16レベルなら30分程度で作成できます。
インストール
空港シーナリーは,ダウンロードしたデータを適当な場所で展開し,出来上がった”Casablanca GMMN“と”GMME Rabat Sale“フォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
なお”Casablanca GMMN”には,駐機している旅客機を表示しないオプションデータも用意されています。
X-Africaのデータは,展開後に以下の7つのフォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
simHeaven_X-Africa-3a-details
simHeaven_X-Africa-3-extras
simHeaven_X-Africa-4-scenery
simHeaven_X-Africa-5-forests
simHeaven_X-Africa-6-autogen
simHeaven_X-Africa-7-network
フォトシーナリーのインストールについては,私の過去の記事を参考にしてください。
X-Plane11での表示
モロッコの最大の空港であるムハンマド5世国際空港です。
たくさんの旅客機を見ることができ,遠方にカサブランカのモスクが見えます。
空港旅客ターミナルビルは,貝の殻を交互に並べたような奇抜な形状です。
離陸してカサブランカ市街地に向かいます。
市街地にはモスクがたくさんあり,ひときわ高い塔のあるのが世界で3番目に大きいハッサン二世モスクです。
その南(画面右側)にカサブランカ大聖堂があります。
ZL16のフォトシーナリーを使って上空から見たところです。
道路と建物はX-Africaのおかげで充実しています。
この市街地はX-Africaのオブジェクトによるものです。
デフォルトのオブジェクトは,港とハッサン二世モスクとカサブランカ大聖堂ぐらいの建物しか見当たりません。
さて少し離れた首都近くのラバト=サレ空港に向かいます。
この空港は小さいのですが,しゃれた壁のターミナルビルがあります。
そしてターミナルビル正面にモニュメントが設置されています。
夜になるとこれが点灯され大きさの異なる美しい光の円柱が並びます。
地味ですが趣味の良い私好みの演出です。
まとめ
モロッコにはまだ「南の真珠」と呼ばれるマラケッシュなど魅力的な街があります。
X-AfricaをはじめX-シリーズが,Microsftの公開したデータを利用して建物を充実させたそうなので,更新されたX-シリーズを導入して世界の街並を空から見て回るのが楽しみです。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
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