大阪市街地から古都奈良と和歌山市街地上空を経由するVFR
市街地シーナリーがたくさん公開されているので,これらのなかで近いところを一巡りで眺めることができないかと考えました。
ツアープランを作成しようとしたとき,2021年12月時点のMSFSのフライトプランナーは,いったん戻るコースを設定できないことが判りました。
奈良に一番近い八尾空港から出発しようとすると奈良を経由しようとしても,いったん八尾に戻るようなコースしか設定できませんでした。
そこで仕方なくコースに戻りがないよう伊丹から奈良を経由し,紀ノ川を下って和歌山市街上空を経て徳島空港に至る最高高度4,500ftのルートを設定しました。
市街地にはたくさんのPOIがあるので,眺める場所には事欠きません。
少し長い飛行ですが,景色の良いところなので退屈はしないと思います。
奈良市街地と和歌山市街地のシーナリー
利用するデータのダウンロードとインストール
ダウンロード
今回ご紹介するのは,奈良市街地と和歌山市街地のシーナリーです。
フライトプラン
フライトプランは,伊丹空港から奈良市街地,紀ノ川,和歌山市街地を経て徳島空港に至るプランです。
データは”Itami2Tokushima_Plan.7z“というファイルで,ここからダウンロードして下さい。
インストール
ダウンロードしたデータを適当な場所で展開します。
シーナリーは,中に”scenery“フォルダーの入っている”s-nara1.2.0“と”s-wakayamacity1.0.0“をMSFSのCommunityフォルダー内にコピーします。
フライトプランの収納場所は,Storeバージョンでは,
“C:\Users\username\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe\LocalState”に,データを展開してできたフォルダーの内容をすべてコピーして下さい。
以上で導入作業は終了です。
MSFSでの飛行
利用する機材は,長距離なので高速の双発機DA62を使いましょう。
フライトプランをロードし伊丹空港の滑走路に入ったら,遊覧を目的にするため操縦はAIパイロットに任せてしまいましょう。
伊丹空港から奈良市街地までは,すぐに到達します。
北側から奈良市街地を通過するとき興福寺や東大寺は,機体の左側に見えます。
奈良市街地を通過後,紀ノ川沿いに和歌山市まで飛行します。
和歌山市街地に着くと製鉄所を右手に見て紀伊水道にでます。
工場萌えではありませんが,製鉄所上空をまわってみました。
紀伊水道を横断して徳島空港に向かいます。
AIは,徳島空港上空を通過し手を抜かずに周回経路に入ってから海側から着陸します。
35分程度の飛行ですが,忙しくて十分な飛行時間がとれない場合は,
“FsSimRateBandit”の時間短縮や”FlightShare”のトランスポートを利用して下さい。
まとめ
MSFSのフライトプランナーは,今のところ融通がきく仕様にはなっていないようです。
また通過場所の地形は考慮されていないので,自分で高度を設定する必要があります。
そうでないと山では地面の中を飛行するハメに陥ります。
複雑なプランを作る時は,”Little navmap”を使わないといけないようです。
Enjoy Flight!
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