台湾桃園国際空港(Taiwan Taoyuan International Airpor)を再現する
台湾桃園国際空港
台湾桃園国際空港は,3000m級滑走路を2本持つ台湾最大の国際空港です。
この空港は先にご紹介した台北松山空港(RCSS Taipei Songshan Airport)とひと組で運用することを目的に設置された新しい空港です。
台湾で生産されるPC部品など貨物の取扱量が多く2017年の貨物取扱量は226万トン以上にもなります。
小型機でVFR飛行する時にはあまりなじみのない空港ですが,香港,上海や仁川と共にアジアのハブ空港のひとつで大型機で飛行するなら外せない空港です。

空港シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
データのタイトルは”RCTP Taiwan Taoyuan International Airport V2“で,2021年6月現在のバージョンは”2.0.3″です。

シーナリーを表示するためのライブラリとプラグインは次のとおりですので,あらかじめ導入を済ませておいてください。
お済みでない場合は,ここからリンクをたどってダウンロードしてください。
NAPS Library
CDB library
Fruitstand aircraft library
MisterX Library
FF_Library-Extended-Lod
OpenSceneryX
pm_library (2.7 version or high)
The Handy Objects Library
3D people library
FlyAgi Vegetation
BS2001 Object LibraryAutoGate
SAM
インストール
ダウンロードしたデータを適当な場所で展開します。
展開後に3つのフォルダーが出来上がるので,この3つをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
フォルダーの名前がScenery packs.iniファイル内で順番に並ぶように付けられています。
フォルダー内に,pdfファイルの説明書が入っています。
これによるとw2xp-asia,Ortho4xpデータにも適合すると記載してあります。
X-Plane11での表示
今回,Ortho4XPのほかw2xp-asiaの代わりにX-Asiaを利用して表示しましたが,問題は生じていないようです。
旅客ターミナル側の画像です。
巨大な貨物ターミナルがあるのが,この空港の特徴の一つです。
海に近い空港なので,海岸には発電風車や船が見えます。
X-asiaのオブジェクトがちゃんと適合しているようです。
この空港はX-Plane.orgの記事の画像にもあるように,ターミナルの夜間照明にもこだわっておられますので,ぜひ夜景も楽しんでください。
まとめ
台湾の空港・飛行場は思いのほかたくさんあって,順番にご紹介することに迷うほどです。
このうち利用するライブラリー件数の多いこの空港を先に導入すれば,他の空港・飛行場を楽に導入できるのではないかと考えました。
別の機会に他の中小の空港・飛行場をご紹介する予定です。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
コメント