ゆっくり遊覧飛行で楽しむための市街地シーナリー
X-Plane11で楽しめるVFRシーナリーは多数ありますが,そのなかでも都市景観を楽しむために独自オブジェクトを使って作成されたものがあります。
私の過去の記事でトロントの市街地シーナリーをご紹介しました。
これに関連する市街地シーナリーにはファイルの先頭に”C”が付されています。
そして紹介画像には決まってヘリコプターで飛行している画像が添付されています。
つまりこれらのシーナリーは,ヘリコプターで市街地をゆっくり見学してくださいとの意図があるのではないかと考えています。
私はヘリの操縦は初心者ですので自由に飛び回ることができません。
そんな時には飛行船という強い味方があります。
飛行船の操縦はヘリに比べると簡単ですから,これからご紹介する市街地VFRシーナリーを楽しむことができます。
世界20都市のVFRシーナリー
シリーズ化されている市街地VFRシーナリー
今回ご紹介するのは”ShaunAT”さんという作家の方が投稿された市街地VFRシーナリーです。
シーナリーは独自オブジェクトとライブラリーパーツを利用して作成されています。
展開後のシーナリーフォルダーの先頭に”C”が付けられており,シリーズ化されているように見えます。
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
“ShaunAT”さんの作品集がX-Plane.orgにあります。

ここにはつぎの世界20都市のVFRシーナリーが,公開されていて今後も追加されるようです。























インストール
それぞれのデータをダウンロードし,適当な場所で展開します。
展開してできたフォルダー内に”Earth nav data“の入っているフォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
それぞれのVFRシーナリーは,Scenery packs.iniファイルの編集で空港データの下でフォトシーナリーの上に定義位置を編集します。
また各VFRシーナリーの更新部分は,追加という形で公開されていますので,追加部分は元のデータに上書き更新します。
なおこれらのシーナリーを表示するためのライブラリーは,それぞれのシーナリーの説明に記述されています。
これまでX-Plane11のシーナリーを導入してきたのであれば既に導入済みのものだと思いますが,まだの場合はこちらのページでリンクを見つけてダウンロードしてください。
X-Plane11での表示
これだけたくさんの市街地シーナリーの画像を掲載するのは大変なので,先日ご紹介したリバプール市街地の画像を掲載するにとどめたいと思います。
今回ご紹介したシーナリーには,動くオブジェクトや夜景も表示できるようになっています。
下の画像はLiverpool Lime Street Stationと リヴァプールメトロポリタン大聖堂です。
X-Europeライブラリーと重複する建物があるので,ところによっては隠すシーナリーが必要になるかもしれません。
またOrtho4XPデータに適合するように調整されているそうですので,時間があるときに該当区域のデータを作成してみてください。
まとめ
org内を探してみるとたくさんの市街地シーナリーがあるのだとビックリしています。
ヨーロッパのVFRシーナリーもたくさんあるようなので,宝探しが楽しみです。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
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