台湾の台北市には,国内線と国際線が運航する松山国際空港があります。この空港は台北市街地に隣接していて隣の桃園市にある国際線主体の桃園国際空港と連携して運用されている空港です。この松山空港と周辺の市街地については複数のシーナリーが公開されています。それぞれの特徴があるシーナリーと使い方を説明します。
台北市街地と松山空港シーナリーを失敗せずに利用する方法
台湾の台北市には,国内線と国際線が運航する松山国際空港があります。
この空港は台北市街地に隣接していて隣の桃園市にある国際線主体の桃園国際空港と連携して運用されている空港です。
この松山空港と周辺の市街地については複数のシーナリーが公開されています。
それぞれの特徴があるので使うPCの能力や容量によってシーナリーの選び方が変わってくるので,それぞれのシーナリーの特徴と使い方を説明します。
台北市街地と松山空港シーナリー
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
シーナリーは3つのシーナリーがX-Plane.orgで公開されています。
フォトシーナリーを利用しないシーナリー
このシーナリーのタイトルは”RCSS Taipei Songshan Airport, Taiwan 2.1“です。
記事のリンクをクリックすると,通常バージョンとLiteバージョンの2つのリンクが表示されます。
フォトシーナリーを使わない方はとりあえず2つともダウンロードしておきましょう。
このシーナリーを表示するためには次のライブラリーとプラグインが必要です。
Handy_Objects_Library
NAPS-Library
MisterX Library
FF_Library-Extended-Lod
OpenSceneryX
Autogate
フォトシーナリーの利用を前提とするシーナリー
このシーナリーのタイトルは”RCSS, Taipei/Songshan international Airport & Taipei City, Taiwan. for Ortho4XP 1.0.0“です。
このシーナリーは,Arcベースのフォトシーナリーと併せてダウンロードできるようになっています。
記事のリンクをクリックすると,”File“というフォトシーナリーのリンクと空港シーナリーのリンクが表示されます。
なおフォトシーナリーについては,自前で作成したOrtho4XPデータも使えます。
私は,台湾島全体を色バランスの良いBIをベースに作成しました。
その時には,空港周辺をZL19で作成するオプションを設定してください。
このシーナリーを表示するためには次のライブラリーとプラグインが必要です。
CDB-Library
ALES DEV Iibrary
Devinci_Library
Ground_Services_TW
GT Library
HungaryVFR-Library
MisterX_Library
OpenSceneryX
Puf Library
Ruscenery
SAM Library
The_Handy_Objects_Library
インストール
ダウンロードしたデータをそれぞれ適当な場所で展開します。
“RCSS Taipei Songshan Airport, Taiwan 2.1″は”Earth nav data”の入っているフォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
“RCSS, Taipei/Songshan international Airport & Taipei City, Taiwan. for Ortho4XP 1.0.0″は”Custom Scenery”というフォルダーをX-Plane11を導入したフォルダーにコピーします。
フォトシーナリーの導入方法については,私の過去の記事を参考にしてください。
X-Plane11での利用方法
“RCSS Taipei Songshan Airport, Taiwan 2.1”
このシーナリーの通常バージョンは非常に重いシーナリーです。
私のPCでは,デフォルトメッシュに導入した時でも東京都の市街地を表示したときのように19FPS程度になりました。
Liteバージョンでかろうじて28FPS位なので,このシーナリーはかなりの性能を持ったPCでなければ利用できないかもしれません。
“RCSS, Taipei/Songshan international Airport & Taipei City, Taiwan. for Ortho4XP 1.0.0”
一方でこのシーナリーは,私のPCでも29から37FPS確保できるので軽く仕上がっています。
またこのシーナリを使う時には,フォトシーナリーの道路がはっきりしないのでxroadライブラリーの利用をしない方が良いようです。
X-Plane11でみる台北市街地
どちらのシーナリーも,市内の主要な建物は表示されるので差異はほとんど感じられません。
なおフォトシーナリーを利用するシーナリーの方が森の面積が少ないように感じられます。
以下は,フォトシーナリーを利用するシーナリーを自前のBIベースのフォトシーナリー,ペイウェアのGlobalforestを利用しxroadライブラリーを使わずに表示したものです。
そのほか台北市内にあるさまざまなランドマークが収録されていますので,ゆっくりと市街地遊覧を楽しんでください。
まとめ
これほどのシーナリーが競作で公開されるのは驚くばかりです。
フォトシーナリーを使わないシーナリーをストレスなく利用するにはかなり高性能なPCが必要になると思われます。
私としては,フォトシーナリーを利用するシーナリーの方がPCの負荷を下げることができるのでおすすめです。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
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