かねてから珊瑚礁の美しいエメラルドグリーンの海に水上機で着水したいと考えていました。Ortho4XPデータ作成時の設定を変えることにより,Ortho4XPシーナリーの浅い海にも着水できるようになりました。いろいろ試してみようとさまざまな方法を試みたのが無駄になり,苦労せずにエメラルドグリーンの海を楽しめるようになりました。 美しいベネズエラ沖の孤島シーナリーにご案内します。
南米ベネズエラ沖にある珊瑚礁の島のシーナリーを楽しむ
私は,かねてから珊瑚礁の美しいエメラルドグリーンの海に水上機で着水したいと考えていました。
南西諸島の島々の周りにある珊瑚礁の海に着水したかったのですが,浅い海が陸上扱いになって水上走行を楽しむことができませんでした。
この原因がOrtho4XPデータ作成時のパラメータ設定であることがわかり,これまで着水できなかったOrtho4XPシーナリーで作った浅い海にも着水できるようになりました。
ベネズエラのカラカス沖に小さな”Gran Roque(グラン・ロケ)”という島があります。
この島の周りは”クリスウォーター”と呼ばれる透明度の高い海に囲まれています。
この島の周囲の海で色の付いた海に着水する方法をいろいろ試みました。
いろいろな手法を調べたのですが,Ortho4XPデータ作成時の設定を変えることで苦労せずにエメラルドブルーの海を楽しめるようになりました。
海以外にも修正した美しいベネズエラ沖の孤島にご案内します。
グラン・ロケ島シーナリー
島の周囲の様子とフォトシーナリー
Ortho4XPで島の周りを表示すると美しいエメラルドグリーンの海が表示されます。
この海をシーナリーで再現できないかと方法を調べました。
Ortho4XPでマスクを広げて表示するのが一番ですが,設定によっては部分的にタイルが上手く表示できないことがあります。
今回は,読者の皆様にそのまま楽しんでもらえるよう,公開できるデータソースとしてArcを選びました。
Arcのデータは周囲の海のデータが十分でないために,カリブ海で使った方法を使うことができませんでした。
そのため今回は,データがある島の周囲2500mに限定したシーナリーとしました。
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
グラン・ロケ空港シーナリー
島にある”グランロケ空港”は800mちょっとの短い滑走路の空港です。
空港シーナリーのタイトルは”SVRS “Los Roques” – gabo.pilot.2.05 1.0.0“で,X-Plane.orgよりダウンロードします。
表示するのに必要なライブラリーは,CDB-Libraryですので,あらかじめ導入を済ませておいてください。
フォトシーナリーと修正シーナリー
私が作成したArcベースのZL17のフォトシーナリーと,修正シーナリーをひとまとめのパッケージにしました。
データ名は”SVRS_Pack.7z“で,ここからダウンロードして下さい。
インストール
空港シーナリーとパッケージデータを適当な場所で展開します。
空港シーナリー
つぎに展開してできた空港シーナリーのフォルダー名の先頭に,”A1_”を付けます。
これは2つの修正シーナリで空港シーナリーを挟む形で定義位置を定めることができるようにするためです。
このシーナリーは,空港シーナリーを触らないようにして修正するためこのような面倒な構成になっています。
ソースが付属しているのでスキルのある方はWEDで修正すれば,簡素な構成にできます。
“A0_SVRS_repair01“,”A1_SVRS_GP.2.05_DESIGNS“,”A2_SVRS_repair02“の3つのフォルダーを
X-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
フォトシーナリー
展開したフォルダーの中にあるOrtho4XPデータとオーバーレイデータをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
X-Plane11をスタートし,メインメニューが表示されたらいったん終了します。
その後,X-Plane11のCustom Sceneryフォルダ内にあるScenery packs.iniファイルの編集を行い,フォトシーナリーとオーバーレイデータの定義場所の編集を行います。
X-Plane11での表示
もともとのシーナリーを表示したものです。
空港の駐機場に飛行機が重なって表示されています。
修正シーナリーを導入すれば,重なりはなくなります。
空港周囲の建物の位置も修正しました。
滑走路端にあった海上の小屋も隠しました。
フォトシーナリーでは島の周囲2500mのマスクを作成しています。
マスクの範囲をこれ以上広くすると海面タイルが作成されなくなるところが生じてしまいました。
環礁の中は上手く表示できていません。
これ以上海の中を表示するためには,マスクデータを個別に修正しdsfファイルを再構成する必要があります。
というわけで島の周囲2500mで妥協しましたが,まあ実用レベルかなと考えています。
島を巡る飛行
空港そばの浜辺に着水して滑走しているところです。
エメラルドグリーンの水色が気持ちいいです。
着水できるかを確認する目的で,少し離れた珊瑚礁に飛行しました。
問題なく着水できました。
グランロケ島にはフリーライブラリーによる灯台が表示されます。
島の南部の丘にはフォトシーナリーで見つけたソーラー発電所(CDB-Library)を設置しています。
自分でフォトシーナリーを作成する
自分でこの島のフォトシーナリーを作成するときには,Google(GO2)かBing(BI)をソースにしましょう。
この場合はMaskを大きくして外海のテクスチャーを表示する設定にすれば,広範囲の珊瑚礁を表示することができます。
この設定で作成したフォトシーナリーでは,島周囲の珊瑚礁が広範囲に表示できます。
まとめ
長い間苦しんでいた課題が,Ortho4XPデータ作成時のパラメータであっさり片づいてしまったので,少し拍子抜けの気持ちです。
けれども島のシーナリーを取り扱うことで,別の水面化の手法は習得できました。
オルソデータで色の付いた湖などを水面化するのは簡単にできそうです。
シーナリー作成の理屈はともかく,この美しい島をお楽しみ下さい。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。


















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