ギリシャといえば古代オリンピック発祥の地です。この国の東側のトルコとの間にエーゲ海があります。また西側にはイタリアとの間にイオニア海があります。これらの海には大小さまざまな島がありそこには離島空港がたくさんあります。これら地中海の風景を楽しむためにはフォトシーナリーが最適です。そのフォトシーナリーを簡単に入手する方法を説明します。
ギリシャのフォトシーナリーを簡単に入手する方法
ギリシャといえば古代オリンピック発祥の地です。
この国の東側のトルコとの間にエーゲ海があります。
また西側にはイタリアとの間にイオニア海があります。
これらの海には大きなクレタ島のほか大きさがさまざまな島があり,Skyvectorでみるとそれらの島々には私の大好きな離島空港がたくさんあります。
これら地中海の離島空港/の風景を楽しむためにはフォトシーナリーが最適です。
けれどもギリシャ全域52区域のフォトシーナリーを作成するには10日くらいの時間がかかります。
現在ヨーロッパのフォトシーナリーを公開しているZonephotoにおいてこの区域はZL16で作成されています。
またX-Plane.orgで公開されているリンクではZL17のフォトシーナリーが公開されています。
ZL17のフォトシーナリーはダウンロードサイズで約180GBで展開後は220GBの大きさがあり,ダウンロードに要する時間は光回線で約2日間かかりました。
ダウンロードするときにはPCインフラを考慮してZL16かZL17のフォトシーナリーを選びましょう。
ギリシャフォトシーナリーのダウンロード
ZL16のフォトシーナリー
Zonephotoではギリシャと北マケドニア・ブルガリア国境の+41+022から+41+026の4区域は公開されていません。
もっともこの区域には飛行場がないのであまり問題にはならないと思います。
Zonephotoからのダウンロード方法は,私の過去の記事を参考にしてください。
ZL17のフォトシーナリー
X-Plane.orgでギリシャ全域のフォトシーナリーのリンクが公開されています。
タイトルは”X-Ortho Greece – High-resolution ortho imagery for Greece 1.0.0“です。
このシーナリーは色補正が行われていて,複数のデータソースから作成されています。
この記事にダウンロードリンクがあります。

ZL17のフォトシーナリーのダウンロード手順
リンクをクリックすると”gofile”というクラウドドライブサービスのページにジャンプします。
前記のフォトシーナリーの記事には単一のフォトシーナリーファイルを使うようにとの説明があります。
私がこのファイルを1日かかかってダウンロードしてインストールしたところ複数の”.ter”ファイルエラーが発生しフォトシーナリーを利用することができませんでした。
また単一ファイルでは,”xroad”で道路を隠すことができません。
そういう理由でタイルごとのデータを個別にダウンロードしてください。
まず”gofile”のページにある”yOrtho4XP_Overlays.zip“をクリックしてオーバーレイファイルをダウンロードします。
つぎに”Individual Ortho Tiles”をクリックして個別のタイルのページを開きます。
このページでファイルの名前をひとつずつシングルクリックしてダウンロードします。
複数ダウンロードは,この作業を繰り返します。
エラーが発生したときは,エラーが起きたファイルだけを再ダウンロードすれば修復できるので作業の無駄が少なくて済みます。
ダウンロードしたファイルのインストール
ダウンロードしたファイルをX-Plane11にインストールする方法は,日本のフォトシーナリーをインストールする方法と同じですので,私のこのページを参考にしてください。
広い範囲のフォトシーナリーですので,X-Plane11の画像はZL17フォトシーナリーの島にある空港の一部をご紹介します。
エーゲ海の島々が複雑な地形であることがよくわかります。
ご紹介する画像は,カスタムシーナリーに加えペイウェアのGlobalforest,X-europeなど複数のライブラリーを利用して表示しています。
これらの空港については,X-Plane.orgからダウンロードできますが,ご要望があれば別の機会に導入方法をご紹介いたします。
まとめ
昔ポールモーリア楽団の”エーゲ海の真珠”という軽快なインスツルメンタルの曲をよく聞いていました。
エーゲ海の島々はまさしく「エーゲ海の真珠」です。
空港をホッピングでVFRを楽しんで下さい。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
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