X-Plane11の羽田空港シーナリーは,これまでいくつか公開されています。今回ご紹介するシーナリーはOrtho4XPデータの利用を前提としているシーナリーです。空港内の地表部分をできるだけフォトシーナリーに任せ,建物やオブジェクトを詳細に構成することでリアルな羽田空港を再現しています。このひと味違う羽田空港をご紹介します。
フォトシーナリーをうまく利用した羽田空港シーナリー
X-Plane11の羽田空港シーナリーは,これまでいくつか公開されています。
デフォルトシーナリーやUHDメッシュシーナリーを利用される方にとって利用しやすいシーナリーでした。
今回ご紹介するシーナリーはOrtho4XPデータの利用を前提として作成されたシーナリーです。
空港内の地表部分をできるだけフォトシーナリーに任せ,建物やオブジェクトを詳細に構成することでリアルな羽田空港を再現しています。
フォトシーナリー利用を前提とする羽田空港シーナリー
ダウンロードとインストール
ダウンロード
タイトルは”[RJTT] Tokyo Haneda airport 1.0.0“でX-Plane.orgからダウンロードします。
このシーナリーを表示するために必要なライブラリーは次のとおりですのであらかじめ導入をしておいてください。
導入がまだお済みでない方は,こちらのページにダウンロードリンクがありますので利用してください。
ORBX free library
NAPS library
RA Library
R2 library
CDB-Library
ALES Developer Library
Japan pro
OpenSeceneryX
インストール
フォトシーナリー
このシーナリーは,Ortho4XPデータの利用を推奨しています。
推奨とはいえ,利用しなければ道路などが表示されないので,利用を前提としていると考えられます。
そのため,”+35+139“の区域のフォトシーナリーを作成して導入しておいてください。
日本のフォトシーナリーをWindowsPCで作成する方法は次のページにまとめてあります。
空港シーナリー
ダウンロードした”RJTT.rar“データを適当な場所で展開します。
出来上がった”RJTT“フォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
まず空港全景をみていただきましょう。
表示にはOrtho4XPデータ,w2xpデータと私の作成したRepairJapanを利用しています。
フォトシーナリー利用を推奨している空港なので,フォトシーナリーとピッタリ適合します。
空港敷地に注目すると,スカイアーチのある中央の道路部分は立体交差道路を除いてフォトシーナリー任せです。
その分ターミナルなどの建物の構成に力点を置いておられるようです。
特に注目したのがターミナルの屋根部分で,カラフルな色のオブジェクトで構成されています。
中央の道路のフォトシーナリー部分はうまく空港シーナリーと適合しています。
国内線ターミナル部分を拡大してみています。
オブジェクトが多いのですが,ターミナルを表示する時のFPSは35程度を保っています。
まとめ
このシーナリーは私のようにデフォルトにOrtho4XPデータを利用しようとするものにとって大変ありがたいシーナリーです。
今後はFPSに負担をかけず,利用するライブラリーの選択と夜間照明の改良などが行われるようですので楽しみです。
また作者は他の空港も作成されるようなのでこれも楽しみです。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。
コメント