福島スカイパークはもともと農道飛行場として作られましたが,のちに市民のレクリエーションの場として整備され,現在は曲技飛行士の室屋義秀氏の拠点となっています。この飛行場を周辺の地形を含めてリアルに変身させてくれるシーナリーが公開されているのでご紹介します。
福島スカイパーク全体をリニューアルしてくれる素敵なシーナリー
福島スカイパークはもともと福島県によって農道飛行場として作られました。
のちに福島市に移管され市民のレクリエーションの場として整備され,「天空の飛行場」というキャッチフレーズと共に現在は曲技飛行士の室屋義秀氏の拠点となっています。
デフォルトの福島スカイパークは,丘の上にある飛行場を再現しており,よい雰囲気でした。
これをさらに整備し,滑走路をはじめ周辺の地形や道路や建物を含めてリニューアルしてくれるシーナリーが公開されています。
福島スカイパークの概要については,Wikipediaと管理を委託されている「NPO福島飛行協会」のページをご覧下さい。
福島スカイパークシーナリー
ダウンロードとインストール
ダウンロード
シーナリーのデータタイトルは”RJFH Fukushima-shi Airport Japan Enhanced“で,Flightsim.toからダウンロードします。
このシーナリーを表示するために”Mikea.at – AssetPack“と”Dave’s Higher-Res Crooked Library“という2つのライブラリーが必要ですので,あらかじめ導入しておいてください。
インストール
ダウンロードしたデータを適当な場所で展開します。
フォルダーの中に”scenery“フォルダーのある”airport-RJFH-fukushimashi“をMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
MSFSでの表示
デフォルトの福島スカイパークをご覧いただきましょう。
次はリニューアルした福島スカイパークです。
まず滑走路のマーキングの色が白からオレンジ色に修正されています。
もともとここは冬は閉鎖されていたのですが,現在では冬も利用するようです。
周辺に目を向けるとアクセス道路がきれいに整備されており,飛行場周辺の谷の地形が深くなっているのが判ります。
この地形は,”NoolAerosystems”によるツールキットでメッシュを修正しているそうです。
飛行場の建物も格納庫や駐車場を含めてリアルになっています。
ここは曲技飛行練習の拠点になっているので,曲技機のPitsで飛行してみました。
Pitsはかなりトリッキーな操縦特性ですから,手懐けるにはかなりの腕前を必要とします。
上昇して飛行場を眺めると「天空の飛行場」というキャッチフレーズが似合っていると思います。
まとめ
曲技飛行の練習場が確保されたわけですから,お好きな方はここを拠点としてぜひ練習してください。
このすばらしいシーナリーを目にして,”NoolAerosystems”ツールキットにかなり興味を覚えました。
MSFSのシーナリー作成については情報を集めている段階ですが,英語とツールの習熟が壁になっています。
脳の老化を抑えるために,MSFSのシーナリー作成技法の情報集めと習熟を行っていきたいと考えています。
Enjoy Flight!
コメント