ナイアガラの滝といえばカナダのオンタリオ州とアメリカ合衆国のニューヨーク州とを分ける国境にある有名な滝です。ここは有数の観光地であり遊覧船やロープウェイなどの施設があります。この地域を空から遊覧することができるようにしてくれるシーナリーが公開されています。夜にはライトアップされるので昼と夜の2回楽しめるようになっています。フライトプランを作成したのでAIを使ってナイアガラ観光を優雅に楽しみましょう。
昼と夜で二度楽しめるナイアガラの滝と周辺施設
ナイアガラの滝といえばカナダのオンタリオ州とアメリカ合衆国のニューヨーク州とを分ける国境にある有名な滝です。
滝とその周辺には数多くの観光地があり滝巡りの遊覧船や川を渡るロープウェイなどがあります。
ナイアガラの滝についてはWikipediaの記事をはじめとしてたくさんの紹介ページがあります。
この区域の航空図を見ると下の画像のようにたくさんのモニュメントや送電施設があることがわかります。
ナイアガラ周辺シーナリー
滝と周辺地域の施設を空から遊覧することができるように,カナダ側から出発するセントキャサリンズディストリクト空港(CYSN)と滝周辺施設が一緒になったシーナリーが公開されています。
このシーナリーでは夜になると滝とその周辺がライトアップされるので昼と夜の2回楽しめるようになっています。
そして空港から滝を巡り空港に戻るフライトプランを作成したので,AIを使ってナイアガラの滝観光を優雅に楽しみましょう。
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
データのタイトルは”Niagara District CYSN“で,Fligtsim.toからダウンロードします。
空港格納庫にある航空機を表示して滝を訪れる観光客とライトアップをするために1つの機体と2つのライブラリーが必要です。
3つともFligtsim.toからダウンロードできますので,あらかじめ導入しておきましょう。
インストール
ダウンロードした4つのデータを適当な場所で展開します。
シーナリーとライブラリーは”scenery”,機体は”Simobject”が中にあるフォルダーを,MSFSのCommunityフォルダーにコピーすれば導入作業は終了です。
フライトプランのダウンロードとインストール
私が作成したナイアガラの滝遊覧飛行のフライトプランは,下の画像のとおりです。
プランはこちらからダウンロードできます。
この程度のプランであれば,慣れると数分で作成できますので練習として自作してみるのも良いかもしれません。
ダウンロードして展開した”NIAGARAFALL.PLN”を”C:\Users\[YourUserName]\AppData\Local\Packages\Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe\LocalState”にコピーして利用します。
詳しい作業はつぎの私の過去の記事を参考にしてください。
MSFSでの遊覧飛行
遊覧は低速で2000ft以下の低空を飛ぶので,機体はセスナ152または172を使います。
AIが自動操縦するので機体にオートパイロット装備がなくても遊覧飛行ができます。
セントキャサリンズディストリクト空港内の見学
空港全体の外観です。
空港内の2カ所の格納庫にはカナダの女性写真家である”ILANABLOCK“さんの写真が展示してあります。
北側の格納庫内には写真と一緒にエアロコマンダーがあります。
こことは別に彼女の作品を紹介しているページがあるので是非ごらんください。
2つの格納庫の間にはターミナルと売店があります。
写真展示の案内板も見えます。
遊覧飛行
さてAIにすべてを任せてフライトを始めましょう。
フライトプランに設定したPOIを順番に巡っていくので,ドローンカメラをつかって眺めましょう。
見逃してしまいそうならば,アクティブポーズをつかって飛行を中断し,じっくり眺めてください。
フライトプランに従って実際に飛行した経路は,下の画像のようになります。
では,順番に見所をご紹介します。
出発するとすぐにウェランド運河と水門が見えます。
そしてクイーンズトン・ハイツ・パークにあるブロックの記念碑に向かいます。
川にかかるガーデンシティスカイウェイブリッジが見えます。
前方には次の経由地(POI)である”Whiripool Aero Car”という川を渡るロープウェイが見えてきます。
息をつかせぬくらい多くの見所が集中しています。
ロープウェイを過ぎるとすぐにナイアガラの滝です。
滝のそばの展望台や川の中の”霧の乙女号“という名前の遊覧船,ナイアガラレインボーブリッジなど順番に見ていってください。
なお,ナイアガラレインボーブリッジの上下に空飛ぶ車が見えます。
気になったときには,シミュレーターの設定で陸上交通量を”なし”にすれば消えます。
昼のナイアガラの滝を楽しんだら,夜に変更してみましょう。
下の画像はナイアガラの滝に向かう夜景です。
カラフルにライトアップされた滝とその周辺を見ることができます。
さてフライトもエンディングです。
2種類の機体でAIで飛行してみましたが,152では着陸に失敗してしまいました。
機体によってコントロールがきかないことがあるのでしょう。
まとめ
MSFSのAIとアクティブポーズが安定したことで,ますます遊覧飛行がしやすくなりました。
そして,夜空には季節に対応する星座まで再現されていることがわかったので感動しています。
このことは天測航法に頼った昔の飛行を再現することが可能なのかもしれません。
これからますますMSFSが充実していくのではないかと期待がたかまります。
Enjoy Flight!
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