東京市街地のシーナリーは,有償無償にかぎらずいろいろ公開されています。ここに来て国土交通省提供のデータを用いた究極のVFRシーナリーが公開されました。ハイエンドPCでないとすこしつらいシーナリーですが,表示設定を抑えて使えばしっかり楽しめるシーナリーです。すこし飛び回るだけでも既視感のある風景が広がっているので実感が湧く素晴らしいシーナリーです。
フリーデータで作られた究極の東京VFRシーナリー
東京市街地のシーナリーは,有償無償にかぎらず,いろいろ公開されています。
ここに来て国土交通省提供のデータを用いた究極のVFRシーナリーが公開されました。
すこし飛び回るだけでも既視感のある風景が広がっているので実感が湧く素晴らしいシーナリーです。
Project PLATEAU
国土交通省のデータを利用し民間団体が中心となって日本国内の風景をサイバー空間に再現するという”Project Plateau”という活動が行なわれています。
2020年度Project PLATEAUで得られた知見を成果物としてまとめたページでは,元データを利用するためのマニュアルが整備されていてさまざまな利用方法が提言されています。

2021年6月末現在,東京23区と50都市について3Dデータがそろっています。
PLATEAUデータを利用した東京市街地シーナリー
これまでもMSFS向けにシーナリーを公開して下さっている”Shige“さんが,このデータを使った東京市街地シーナリーを公開されました。
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
データは,Shigeさんが公開されているページからダウンロードします。
それぞれのシーナリーにリンクがあるので,クリックしてダウンロードします。
東京シーナリー,東京シーナリー追加オブジェクトと新作のレインボーブリッジシーナリーの3つをダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
できあがった”2020_Japan_Tokyo-PLATEAU”,”2020_Japan_TOKYO”,”2020_Japan_Tokyo_Rainbow-Bridge”の3つのフォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば作業は終了です。
このシーナリーを導入するまでに,ShigeさんのTokyo関連シーナリーを導入されている場合,前のバージョンを削除あるいは退避させてから導入してください。
MSFSでの風景
このシーナリーは,データの密度が高いためかハイエンドPCでないとすこしつらいシーナリーです。
わたくしのPCではハイエンドに設定するとカクつきますので,表示設定をミドルに設定して使えばカクつきが少なくなりました。
以下の画像は,ハイエンド設定で撮影した画像です。
これまでの東京市街地シーナリーは,”多分あの辺だなー”という感覚で眺めていたのですが,このシーナリーでは昔に東京出張で眺めた地上の風景を思い出すことができるくらいリアルです。
まとめ
日本国内の50都市のデータがあるということなので,今後もこのようなリアルなシーナリーが公開されるかもしれません。
またこのデータはX-Plane11等の他のシミュレーターでも活用可能ですので,X-Plane11のリアルなVFRシーナリーが登場する可能性もあります。
フライトシミュレータの世界がますます楽しみになってきました。
コメント
ご紹介ありがとうございました。
[…] 設定方法については、「たぶろぐ」の「究極の東京VFRシーナリー」という記事が参考になりますよ。 […]