北海道北端の離島である利尻島は,名産の利尻昆布や中央にそびえる利尻富士の山容が美しいことで知られています。幸いにもこの島にある利尻空港をリアルにしてくれるシーナリーが公開されていますので,これを使って利尻島をVFRで飛行して存分に楽しみましょう。
利尻空港をリアルに改善してくれるシーナリー
北海道北端の離島である利尻島は,名産の利尻昆布や中央にそびえる利尻富士の山容が美しいことで知られています。
デフォルトの利尻空港は残念な空港でしたが,幸いにもこの島にある利尻空港をリアルにしてくれるシーナリーが公開されました。
これを使って利尻島をVFRで飛行して存分に楽しみましょう。
利尻空港シーナリー
デフォルトシーナリー
デフォルトシーナリーの利尻空港は,平坦な地形の上に立地し実際とはかなり異なるマーキングです。
利尻空港の滑走路は拡張されていて,Googlemapで見ると旧滑走路のマーキングが残っています。
利尻空港を改善してくれるシーナリー
ダウンロードとインストール
ダウンロード
タイトルは”[RJER] Rishiri Airport“で,Flightsim.toからダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたデータファイルを展開し,中に”scenery“フォルダーの入っている”airport-rjer-rishiri-marin“フォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
MSFSでの表示
まずフライトを始めると黄色いマーカーがすぐに目に入り,PAPIの位置がターミナルよりに移動しています。
少し上から見ると,空港全体が少しかさ上げされ,吹き流しが追加され,PAPIの位置が変わっているのが判ります。
滑走路のマーキングも,実際の空港のように旧滑走路端のマーキングがはっきりさせてあります。
作者が説明しておられる改善点を記事から引用します。
滑走路パラメータを修正しました。
PAPI、吹流し、その他のオブジェクトを正しく配置するように移動しました。
滑走路の線を黄色にした。
タクシーの路線、駐車場の数などを修正しました。
空港周辺の地形を修正しました(海岸線、森、道路などを含む…)
エプロンなどのライトを追加しました。
オリジナルのRDML(滑走路距離マーカーライト)を追加しました。(Flightsim.toの記事から引用)
空港の全景を表示すると,地盤がかさ上げされているのが判ります。
ではリアルにしていただいた利尻空港からセスナ機で利尻島遊覧を楽しみましょう。
離陸して島の沿岸沿いに飛行します。
港の風景を眺めた後,海岸を観察すると名産の昆布生産に使われるコンクリート貼りに見えるの昆布干し場をみることができます。
私が学生のころ見学した実際の昆布干し場は,丸石が敷き詰めてありました。
これはフォトシーナリーならではの景観です。
海岸から利尻富士に針路をとります。
高度を4000ftまで上げると頂上付近を眺めることができます。
頂上をかすめて,島の反対側の海岸を眺めながら一気に高度を下げますが,セスナの速度制限を超えないように注意して利尻空港のアプローチコースに入ります。
まとめ
改善していただいたシーナリーのおかげで,リアルなVFRを楽しむことができるようになりました。
作者の方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
Enjoy Flight!
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