世界遺産に指定されているペルーにある古代都市マチュピチュは,一度は訪れてみたい場所でした。これまでのフライトシミュレータにはマチュピチュのシーナリーはほとんどありませんでした。MSFS向けにフリーウェアのマチュピチュシーナリーが公開されたので,そこまでの飛行方法を説明します。
マチュピチュまで安全に飛行し遺跡を眺める手順
ペルーにある古代都市マチュピチュは,世界遺産に指定されており,ここには私が一度は訪れてみたいと考えていた場所でした。
最近になってX-Plane11向けにペイウェアが発売されましたが,これまでのフライトシミュレータにはマチュピチュのフリーシーナリーはありませんでした。
今回,MSFS用フリーウェアのマチュピチュシーナリーが公開されました。
高い山々にかこまれている高度2400mの崖の上にある遺跡なので,そこまでの安全に飛行する方法を説明します。
マチュピチュシーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
データのタイトルは”Machu Picchu“でFlightsim.toからダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたデータを展開し,”scenery”フォルダーの入っている”msfs-italia-machu-picchu”
フォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
飛行計画の作り方
機材
マチュピチュに安全に到着して眺めるためには,低速でしかも高度が稼げる機材が必要です。
ここは,高度20,000ftまで飛行できるH-135ヘリコプターを利用します。
この機材の導入方法は,私の過去の記事をご覧下さい。
VFRマップ
シーナリーを導入し,出発空港にクスコにあるアレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港(SPZO)を選びます。
ここを出発地に指定したら,地図を拡大しPIOとして登録してあるマチュピチュを目的地に設定します。
目的地には灯火はないので,昼間の時間を指定してフライトを始めます。
空港ではVFRマップを開きます。
フライト設定をやさしいに指定して,PIOで表示されているマチュピチュの場所に向かって飛行します。
操縦やナビゲーションが上手な方は,それなりの設定で飛行して下さい。
距離は59マイルですから30分もかかりません。
ただし周辺の山々が高いので,安全に飛行するには巡航高度を15,000ft以上にする必要があります。
Flightshareの利用
すぐにマチュピチュを眺めたいというのであれば,Flightshareを利用しましょう。
マチュピチュ遺跡の場所は7874ftですが,FlightshareのTransport設定で15000ft:80ktに設定し,地図に表示されているマチュピチュの近くにTransportします。
そこから周りの山の峰を避けて,高度を下げ遺跡に接近しましょう。
ではマチュピチュをゆっくり楽しんで下さい。
近づいたところでドローンカメラで見学しました。
まとめ
待ちに待ったマチュピチュ遺跡の飛行は,本当に楽しいものでした。
遺跡の見学は,ヘリが楽で良いと思います。
またこのヘリの操縦はやさしいので,見学にもってこいです。
Enjoy Flight!
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