長野県の松本空港は,着陸が難しい空港の一つとして知られています。デフォルトでは空港は平坦地にあって,滑走路のマーキングもおかしいところがあり,空港周辺のあちこちに現実とは異なる建物があります。これらを修正した上で,着陸しやすいようILSを追加してくれるシーナリーが公開されています。
周辺の建物を含めて作成された松本空港
長野県の松本空港は,ILSもなく周辺の地形の関係で着陸が難しい空港の一つとして知られています。
松本空港の概要については,X-Plane11の松本空港シーナリーの記事に書いておりますのでご覧下さい。
さてMSFSのデフォルトの空港は平坦地で滑走路のマーキングもおかしいところがあり,空港周辺のあちこちに現実とは異なる建物があります。
これらを修正した上で,着陸しやすいよう架空ではありますがILSを追加してくれるシーナリーが公開されています。
作者が記事に掲載されている改良点を引用します。
主な改造点
・滑走路のラインをオレンジ化
・RWY18を盛り土にして その下の道路回りを立体化。
・ペッタンコの建物やおかしい建物の修正 変な色の地面を修正
・RWY36側の着陸手前の駐車場を立体化
・RWY18の進入灯の真下を平行に通る農道を作成し 車2台をアニメーションで追加しています。松本の標高は2170ft。松本VOR(117.6)しか設置されてなく,これだけでは着陸が難しいのでRWY18側に架空のILS 111.1を追加しました。
A320でアライバルスタートからILSを入れると,滑走路まで(60ft)自動で操縦してくれるので左右のウイングビューで景色を見ながら飛行ができます。(Flightsim.toから引用)
松本空港シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
タイトルは”MATSUMOTO Airport RJAF“でFlightsim.toからダウンロードできます。
インストール
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開します。
フォルダーの中に”scenery“フォルダーが入っている”h177_matumoto“フォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
MSFSでの表示
まず滑走路のマーキング色が正しい黄色になっています。
周辺のスタジアムの建物が追加されています。
どのような建物があるかは,Googlemapをご覧下さい。
ぱっと見ただけで,信州スカイパーク内のやまびこドームや公園内のグランドが立体化されているのがわかります。
サンプロアルウィン球技場が立体化され,道路の立体交差が再現されています
滑走路の盛り土もしっかり表現されています。
空港ターミナルは作者が述べておられるように四角錘屋根の建物ではありません。
スカイパーク中央部分にあるやまびこドームと市民プールです。
立体化されているスカイパーク内のサッカー場と競技トラックです。
まとめ
この空港で使われている個別の空港ごとに地形修正する技術というのは,すばらしいと思います。MSFSで地形に課題のある空港は今後改良されていくのでしょう。
これからも,MSFSがどんどん良い風景になって行くのが楽しみです。
最後に松本空港の着陸コースチャートをここからダウンロードできるようにしたので,ぜひ着陸に挑戦してください。
Enjoy Flight!
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