MSFSの中部セントレア空港は，デフォルトでもそれなりの雰囲気を表現しているシーナリーですが，海上にあるはずの誘導灯火がなく，空港内のタンクは平面のままです。これを修正し，空港内の建物と誘導灯火を修正してくれる拡張シーナリーが公開されました。中部セントレア空港と周囲の湾をリアルにしてくれるシーナリーです。
MSFSの中部セントレア空港と名古屋港をリアルにしてくれる拡張シーナリー
中部セントレア空港について
中部セントレア空港は，愛知県常滑市の沖合約1.5kmの伊勢湾海上の人工島にある24時間運用可能な長さ3,500mの滑走路を有する海上国際空港として2005年2月17日に開港しました。
2本目の滑走路を拡張する計画もあり，今後さらに発展していく空港です。
デフォルトの中部セントレア空港
MSFSのデフォルトシーナリーの中部セントレア空港を点検してみましょう。
まず空港内にあるタンクは，写真だけです。
左上のタンクはぺったんこです
建物の形状も一部が簡略化されているところがあります。
中央左寄りのDHLサービスの建物群の形状が簡素になっています。
空港施設として重要な海上誘導灯火がありません。
36番滑走路には海上誘導灯火がありません。
空港シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
シーナリーは，Flightsim.toからダウンロードします。
タイトルは”RJGG – Chubu Centrair International Airport Enhancement“です。
Flightsim.toから引用
インストール
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開します。
フォルダーの中に”scenery“フォルダーが入っている”knusprigvej-airport-rjgg-chubu-centrair“と”knusprigvej-scenery-nagoya-bay-enhancement“の2つのフォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
MSFSでの表示
この空港シーナリーの紹介記事に書いてある修正点は，つぎのとおりです。
作者によると独自オブジェクトの追加はないそうです。
- 空港の高さのかさ上げ
- 空港周辺の約60％に岸壁とテトラポッドを追加
- エプロンライト等，空港の照明を追加
- 名古屋湾に貨物船を追加
- タンクの追加
タンクが立体になっています
DHLの建物の形状が変化し，沖合に貨物船が見えます
空港護岸にはテトラポッドが敷設されました
まとめ
日本国内の空港Modがまた一つ追加されました。
空港のかさ上げについては実感がわきませんが，海上誘導灯火やテトラポッド，沖合の貨物船が追加されたので風景がリアルに感じられます。
ますますMSFSの国内空港がリアルになっていきますね。
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