MSFSにはデフォルトのヘリコプターが付属していません。将来はヘリコプターが登場する予定になっていますが,ユーザーコミュニティから一足早く公開されました。まだバージョンは0.8を超えたところですが,通常の飛行をするには問題ありません。飛ばすために少しだけ操作が必要となることがあるので,再塗装データの導入方法とあわせて説明します。
結構簡単に飛ばすことができるMSFSで初のヘリコプター
MSFSにはデフォルトのヘリコプターが付属していません。
ロードマップによると,近い将来にはヘリコプターが登場する予定になっています。
そんな中で,ユーザーコミュニティから一足早くヘリコプターデータが公開されました。
機体はエアバスH135という機種で,日本でも多く採用されているものです。
まだバージョンは0.8を超えたところですが,短い間隔でバージョンアップが繰り返されています。
現在公開されているバージョンでも,通常の飛行をするには問題ありません。
なお,コントローラーと接続するために少しだけファイル操作が必要となることがあります。
また,日本のユーザーの方々から警察やドクターヘリの再塗装データも公開されています。
データのダウンロードとインストール
ダウンロード
現在のところ機体データ,塗装データ,サウンドデータが公開されており,いずれもFlightsim.toからダウンロードできます。
機体データ
機体データのタイトルは”Airbus H135 Helicopter Project“といいます。
塗装データ
日本国内を飛行している機体の塗装データも複数公開されています。
Doctor Heli
NHK(ANA)
大阪府警
サウンド改良データ
機体付属のサウンドを改善するという目的の拡張サウンドデータも公開されています。
インストール
機体データフォルダー
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開します。
Ver0.83の場合では,フォルダー内に”Simobjects“のある”hpg-airbus-h135“をMSFSのCommunityフォルダー内にコピーします。
インストール方法と操縦方法は,このフォルダー内の”Airbus H135 Quick Start Guide.pdf“に書かれています。
塗装データ
それぞれのzipファイルを適当な場所で展開します。
フォルダー内に”Simobjects“のあるフォルダーをMSFSのCommunityフォルダー内にコピーします。
サウンド改良データ
機体データフォルダーの中にある”Simobjects\Airplanes\H-135 DEV SERIES PROJECT”フォルダーを開きます。
この中にある”sound“フォルダーを”sound.org“と名前を変えておきます。
改良データのzipファイルを適当な場所で展開し,出来上がったファイルの中にある”sound”フォルダーを”Simobjects\Airplanes\H-135 DEV SERIES PROJECT”フォルダー内にコピーします。
MSFSでの飛行
ジョイスティックの設定
ヘリコプターの操縦は,コレクティブという回転翼の傾きを変化させる仕組みを使います。
けれどもこの機体のコレクティブは独立して動くようになっておらず,スロットルと連動して動きます。
そのためジョイスティックのスロットル軸は,普通のセスナ機のような単葉機の設定にしておきます。
なおドキュメントには,コレクティブの操作を模して,スロットル軸の設定をReverseにするように推奨されています。
これでは機体を変えたときに困るので,この設定を保存するにはOptionでH135用のプロファイルを作成しておくと良いでしょう。
またラダーペダルをお持ちであれば,Yowに割り当てておけばさらに操縦が楽になります。
静止状態からのスタート
付属のドキュメントには,駐機場でエンジンを停止したところからのスタートについて簡単に書かれています。
この場合,操縦席の間にあるマスター電源スイッチを入れ,オートエンジンスタートのショートカット(Ctrl+E)でエンジンを始動できます。
この機体は双発ですので,二つのエンジンが安定するまでしばらく待ちましょう。
操縦機能の不具合が起きた時の対処方法
さて,たまに飛行スタート時に操縦席のスティックやペダルは動くのに,その操作が機体に反映しないことがあります。
ペダルやスティックが反応しない
また,MSFSをスタートするたびにジョイスティックやペダルとの接続が切れたりする現象が起きることがあります。
そういう状態になったら,自分のドキュメントフォルダー内(“\user\******\Documents“)にある”SimConnect.cfg“をメモ帳で開き,内容を削除してMSFSを再起動することで解消されます。
修正後”SimConnect.cfg“のプロパティを開き,属性を読み取り専用にしておくことをおすすめします。
なお,これは機体が原因かMSFSが原因なのかは判りませんが,今後の機体の改良でこのようなことが起きなくなるかもしれません。
スロットルが反応しない
またスロットルが反応しないときは,いったんAI飛行に切替え,エンジン回転数が上昇したらAI飛行から抜けることでコントロールが回復します。
操縦方法
操縦特性は,X-Plane11の本格的なヘリコプターに比べると,ずいぶん易しいと感じました。
もちろん操縦しやすくするために,MSFSの設定で操縦を”EASY”(もっとも易しい)に設定し,E135の設定をBASICにしています。
Advancedに設置すると操舵の反応が鋭敏になりますが,遊覧飛行には向いていません。
上昇するときは,スティックを引き下降するときはスティックを押します。
旋回はスティックを傾けることで行い,機首の回転はYawで行います。
というわけでこの機体の操縦は,単葉機の操縦と同じです。
またホバリングは,コレクティブを浅くし機首を上げスピードを落とせば簡単です。
初飛行のてんまつ
初飛行で,広島空港から離陸し,竹原市の埋め立て地まで飛行して着陸,再び離陸して音戸の瀬戸を経由し広島ヘリポートに向かいました。
広島ヘリポートへのアプローチはうまくいきましたが,着陸寸前に目測を誤り脇の草地に着陸してしまいました。
そのあと”MDAdjust”を使って,ヘリパッドの場所を登録しておきました(^^)v
これでいつでも広島市内遊覧ができるようになりました。
“MDAdjust”の使い方は,私の過去の記事をご覧下さい。
まとめ
操縦の易しいヘリコプターですし,上昇限度が20000ftもあるので山岳部のVFRにも十分利用できる機体です。
今後改良が進めば,さらに使い安くなることでしょう。
Enjoy Flight!











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