パプアニューギニアには,キリスト教の布教のために設置された小さな滑走路がいくつかあります。その中でもネットにも情報のないマリアマ飛行場のシーナリーがMSFS向けに公開されています。場所の特定だけでも時間がかかるこの飛行場では,象とワニを見ることができます。ここから一番近いマラミュニ飛行場は山の頂にあるので,冒険飛行好きの方にはたまらないプランです。
ワニの上を飛び越して離陸する飛行場から山の頂にある飛行場に飛ぶ飛行を体験する
パプアニューギニアには,ブラックウォーターと呼ばれる湖があります。
ここは,うっそうとした密林に覆われ交通手段としては船か小型飛行機だけです。
この地域に関する概要は,熊谷圭知氏の論文(JCAS_Review_05_02_008.pdf)に詳しく述べられています。
この論文を読むと,私たちが通常は知ることない太平洋戦争当時の日本とパプアニューギニアの関係の断片を知ることができます。
これによるとパプアニューギニアにある小さな飛行場は,布教のための物資を運ぶために建設されたのだそうです。
その一つのマリアマ飛行場(AYRJ)シーナリーが,MSFS向けに公開されています。
この飛行場だけでは,パプアニューギニアの自然環境を知ることはできないので,近くにあるもう一つの飛行場とセットでご紹介します。
パプアニューギニアのブッシュフライト
出発地のマリアナ飛行場(AYRJ)のダウンロードとインストール
ダウンロード
タイトルは”AYRJ – Mariama Airstrip – Papua New Guinea“でFlightsim.toからダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
フォルダー内に”scenery”フォルダーのある”velador-aiport-ayrm-mariama”フォルダーを,MSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
飛行場内のアイテムを表示するために次の二つのライブラリーが必要です。
なお目的地のマラミュニ飛行場(AYRM)は,MSFSのデフォルトシーナリーです。
フライトプランの作成
AYRJからAYRMへのフライトプランをMSFSで作成します。
これだけでは実感がわかないので,Googleマップで,実際の場所と距離を調べてみました。
マリアナ飛行場(AYRJ)の場所を特定するのに少し時間がかかりましたが,ブラックウォーターレイクスを目標として場所を特定しました。
緯度経度は(-4.61174,143.24542)です。
マラミュニ飛行場(AYRM)はすぐに見つかりました。
緯度経度は(-5.12918,143.48320)です。
二つの場所の直線距離は。約63kmです。
二つの空港の風景
マリアナ飛行場(AYRJ)
マラミュニ飛行場(AYRM)
まとめ
実際に飛行してみましたが,密林だらけで方向感覚がなくなってしまいました。
フライトプランとGPSを頼りに飛行しましたが,オーバースピードでクラッシュしてしまい目的地にたどり着けず,飛行途中の写真も上手くとれませんでした(^^;
実世界のフライトはかなり厳しいものだと思い知らされた体験でした。
Enjoy Flight!
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