広島ヘリポートに変わる前の広島西飛行場シーナリーをSir.Jakeさんが公開されています。けれどもこのシーナリーは,これまでSir.Jakeさんが用意されたパッチデータを適用したOrtho4XPフォトシーナリーでしか利用できないというハードルがありました。フォトシーナリーになじめないという方もいらっしゃると思いますので,いろいろなシーナリーで使えるようメッシュデータとMUXPデータを作成しました。デフォルトシーナリーでも利用できるのでお試し下さい。
1992年の広島西飛行場シーナリーを楽しむために地形を変更する方法
広島ヘリポートに変わる前の広島西飛行場シーナリーをSir.Jakeさんが公開されています。
けれどもこのシーナリーは,これまでSir.Jakeさんが作成されたパッチデータを適用したOrtho4XPフォトシーナリーでしか利用できないというハードルがありました。
フォトシーナリーになじめないという方もいらっしゃると思いますので,広島西飛行場近くの埋め立て地を海に戻すメッシュデータとMUXPデータを作成しました。
作成したメッシュデータは,デフォルトシーナリーで利用できます。
また,メッシュデータを変更するためのMUXPデータも用意したので,HDやUHDメッシュでも利用できると思います。
1992年の広島西飛行場を再現するシーナリー
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
1992年の広島西飛行場
まずSir.Jakeさんが作成された”1992年の広島西飛行場シーナリー(RJBH_Hiroshima-Nishi_1992.zip)“を入手して下さい。
飛行場シ-ナリーのある記事は,下の画像にリンクを貼っています。
この画像を探してリンクをクリックして下さい。
”X-Plane Japan Hangar”から引用
埋め立て地を海に戻すデータ
X-Plane11のデフォルトシーナリーで”1992年の広島西飛行場シーナリー”を使うために,現在埋め立てられてマリーナホップになっている場所を海に戻すデータパッケージを作りました。
データパッケージの概要は,マリーナホップの場所を海面に戻す地形データと海に戻した後でも表示されるデフォルト海岸を隠すシーナリーです。
データは,以下のリンクからダウンロードして下さい。
データ名は”XP_MeshRJBH.7z“です。
インストール
1992年の広島西飛行場
Sir.Jakeさんが作成された”1992年の広島西飛行場シーナリーについては,ダウンロードされたパッケージ内にインストールの説明があるので,よく読んでインストールして下さい。
埋め立て地を海に戻すデータ
ダウンロードした7zファイルを適当な場所で展開します。
出来上がったフォルダー内には次の3つのデータがあります。
RJBH_1992_Def_patch:フォトシーナリー以外でSir.Jakeさんのシーナリーを使う時に利用するパッチデータ
RJBH_1992.muxp:メッシュを変更するためのMUXPデータ
デフォルトシーナリーで利用する時には,”zzz_RJBH1992_mesh“と”RJBH_1992_Def_patch“を使います。
なお,私が作成した”Hiroshima_City_Photo_1992“を利用されるのであれば,”RJBH_1992_Def_patch”の代わりに”RJBH_1992_patch“を使って下さい。
“zzz_RJBH1992_mesh”と”RJBH_1992_Def_patch”をX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
X-Plane11をスタートし,メインメニューが表示されたら,しばらくしてX-Plane11を終了します。
X-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にあるScenery packs.iniファイルをメモ帳で開きます。
“RJBH_1992_Def_patch”,”RJBH_Hiroshima_1992″の定義順を次のようにして,”zzz_RJBH1992_mesh”の定義を一番下に移します。
SCENERY_PACK Custom Scenery/RJBH_Hiroshima_1992/
—
(Last Line)
SCENERY_PACK Custom Scenery/zzz_RJBH1992_mesh/
編集が終わったら,ファイルを上書き保存すれば,導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
まずデフォルトシーナリーでどのように表示されるかをご覧下さい。
“RJBH_1992_Def_patch”を使わないと,次の画面のように”Grobal scenery”の海岸が表示されてしまいます。
海岸を隠すパッチを当てるとちゃんときれいな海面になります。
ただし,海面の色については少し色合いが違っています。
この修正方法については,今のところ判っていません。
ちゃんと水面になっているかどうか,Icon A5で水上走行してみました。
画面は私が作成した”Hiroshima_City_Photo_1992″を組み込んで表示したデフォルトシーナリーです。
“Hiroshima_City_Photo_1992″シーナリーは,次の記事内のリンクからダウンロードして下さい。
デフォルトシーナリーで表示したときでも,広島市街地に関してはOrtho4XPデータとほとんど違いはありません。
まとめ
MUXPを使うことでOrtho4XP以外のメッシュデータでも結構簡単に海岸線の修正ができるようになりました。
そしてOrtho4XP,HDとUHDで,ほぼ共通の修正データが利用できるので,X-Plane11の地形変更がやりやすくなりました。
ますます,ちゃんとした飛行場を作成するために建物データ作成のスキル習得に励まないといけませんね。
おっと,MSFSの勉強もありましたネ(^^;
ぜひSir.Jakeさんの素晴らしいシーナリーを,地形修正したメッシュで楽しんで下さい。
最後になりましたが,この地形修正をしようと考えるきっかけになった素晴らしいシーナリーを公開していただいたSir.Jakeさんにお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
Enjoy Flight!
この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.52で動作確認しています。
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