実際には行けないところにフライトシミュレータで行くとかいうことは当たり前になってきました。そこでもうひと段階進んで水上機を留めることができる桟橋がある別荘をマイアミに求めることにしましょう。夢のようなセレブの生活を疑似体験できますよ。
マイアミの別荘シーナリーで水上機を持つセレブ生活をシミュレートする
実際には行けないところにフライトシミュレータで行くとかいうことは当たり前になってきました。
そこでもうひと段階進んで水上機を留めることができる桟橋のある別荘をマイアミに求めることにしましょう。
夢のようなセレブの生活を疑似体験できますよ。
とはいっても架空のコテージを設置するシーナリーを利用するのですが，実生活ではほとんど実現の可能性はないですから，夢として楽しみましょう。
さて，ご紹介する別荘には水上機を留めることができる桟橋があります。
そしてこの桟橋にA5のような水上機を横付けするために，あるツールを使うのでそれもインストールしておきましょう。
“Miami” by Richard Tanswell. Photo from flickr
マイアミの水辺にある別荘シーナリーを楽しむ
ダウンロードとインストール
ダウンロード
別荘シーナリーのタイトルは”Miami Fun“といい，ツールは”Adjust position“で，どちらもFlightsim.toからダウンロードできます。
Flightsim.toから引用
Flightsim.toから引用
インストール
“Miami Fun”シーナリー
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開し，”scenery”フォルダーを含む”miamifun“というフォルダーを，MSFSのCommunityフォルダー内にコピーすれば，インストール作業は終了です。
“Adjust position”ツール
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開し，”MDAdjustAircraft“フォルダーを自分の好きな場所に置きます。
フォルダー内にある”MDAdjustAircraft.exe“のショートカットをデスクトップに置くか，ツールバーに貼り付けておきます。
このツールの利用に当たっては管理者権限は不要です。
マイアミの別荘生活を楽しむ
別荘生活の準備
まずMSFSをスタートする前に”Adjust position“をスタートしておきます。
そして”Adjust position”ウインドウにアクセスできるよう，ウインドウの位置を決めます。
MSFSをウインドウモードで動かすか，セカンドモニターに”Adjust position”ウインドウを移動させれば良いでしょう。
“Adjust position”のスタート画面
ウインドウ位置が決まったら，MSFSをスタートしましょう。
水辺の別荘ですから，ここはA5のような水上機を使います。
この別荘に隣接する水上機飛行場にはFMIAというコードが付けられています。
経緯度が公開されているので（25.778589958390185, -80.15256498276491），MSFS以外のフライトプランナーで目的地にすることも可能です。
フライトの作成で，まずRamp 1(駐機場)を選びます。
フライトが始まると，A5は桟橋に直角に位置しています。
フライトスタート直後に桟橋にとまったA5
これでは乗り降りできませんが，まずは手に入れた別荘内を見て回りましょう。
別荘の見学
敷地内にはプールやスポーツカーがあります。
庭にあるウッドテーブルは，魔法かなにかで空中に浮かんでいます(This is a joke!)。
別荘の表側です
建物の中をドローンカメラで見て回りました。
では玄関から入りましょう。
建物の左横に玄関があります
階段や家具はありませんが，窓からの景色は素敵です。
二階に上がってみようとしたら階段はありませんでした。
2階の寝室にも家具はありませんが，対岸の景色が見えます。
玄関ホールから桟橋にとまったA5が見えますSketchupで建物を作ることができる方なら，別荘内を充実させることも可能なのでしょう。
別荘を道路側から見てみましょう。
駐車場入口と屋上があるのが判ります。
屋上も素敵ですね
桟橋への水上機横付け
水上機の移動
さて桟橋に直角に位置しているA5を乗り降りできるよう桟橋に横付けすることにします。
まず”Adjust position“ウインドウで”connect“をクリックし，MSFSと接続します。
飛行機マークの上にある曲がった矢印を何度かクリックして機体の向きを桟橋と平行にします。
外部視野に変更して，機体を横に移動し桟橋に横付けします。
桟橋にA5を横付けするとやはりしっくりきますね。
桟橋にA5を横付けしたところ
係留場所を登録する方法
つぎにこの場所を，”Adjust position”に登録しておきます。
“Adjust position”ウインドウで”Location > Save to disk”をクリックし，適当な名前を付けて保存します。
私は”FMIA_port01″という名前を付けて保存しました。
係留場所の呼び出し方法
桟橋からでなく，水上でスタートした場合には，桟橋に移動することができます。
方法は”Adjust position”ウインドウで”Location > Load from disk“をクリックし，先ほど名前を付けた”FMIA_port01″ファイルを開きます。
別荘からの周遊飛行
さて，出発準備が整ったら別荘周辺を飛んで見ることにしましょう。
エンジンをかけて機の尾翼を桟橋にぶつけないようにゆっくり出発しましょう
離陸して周囲を飛行したら，マイアミ全体がすこし水没していることに気がつきました。
現在USAの各地の標高修正が，ユーザーによって少しずつ進められているので，いずれはマイアミも正しくなると思います。
画面上部の飛び島のように見えるのは水没している連絡橋です
上空に上がると水没範囲がかなり広いことに気がつきます
機内のGPSマップを見ながら近くに着水し，桟橋まで近づきます。
白い煙突のように見えるのが別荘です 別荘前の水面はどういうわけか盛り上がっています
桟橋に引き綱を持ってくれる人がいないので，近くまで来たら”Adjust position”で横付けしてしまいましょう。
なんとか桟橋近くまでたどり着きました
さて，これで別荘からの周遊飛行が終了です。
この別荘には何もないので，PCの電源を落とし，自分の部屋で飛行を思い出しながらワインでも飲んでください。
まとめ
フライトシミュレーターには，いろんな楽しみ方がありますが，このシーナリーのように夢のような生活を体験するためのツールとしても使えることになります。
本当に，フライトシミュレーターは，いろいろたのしめる道具ですね。
そして，今更ですが”Adjust position”を使えば，座礁した浅瀬から簡単に脱出できることに気がつきました(*ﾟﾛﾟ)
Enjoy Flight!
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