標準では大きすぎるMSFSの木々を短くする設定ファイルを先にご紹介しました。このデータは,MSFSのデフォルト設定を変えるものだったので,MSFSがバージョンアップされると設定が無効になってしまうことがあるというものでした。この設定ファイルがユーザー側になるよう改良されて公開されたのでご紹介します。
ユーザー側に設定場所が移った木を短くするファイル
標準では大きすぎるMSFSの木々を短くする設定ファイルを私の前の記事でご紹介しました。
このデータは,MSFSのデフォルト設定を変えるものだったので,MSFSがバージョンアップされると設定が無効になってしまうことがあります。
この設定ファイルが,ファイルをCommunityフォルダーに置くという形に改良され,公開されました。
木を短くする設定ファイルのダウンロードとインストール
改良された”Shorter, realistic trees”
ダウンロード
ダウンロードデータ名は”Tree Height Modification VERSION 2.0 for MFS2020“で,Flightsim.toからダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開します。
出来あがったフォルダー内にある”vegitation“フォルダーを含む”ShorterTreesARIFSTUDIOS“を,MSFSのCommunityフォルダー内にコピーすればインストール作業は終了です。
前のバージョンを導入済みの方のために。作者はオリジナルの設定ファイルをデータに含めてくれています。
前のバージョンの設定ファイル名は”10-asobo_speciesORIGINAL.xml“で,これを”10-asobo_species.xml“と名前を変え,Store版の場合には”MSFS/onestore/fsbase/VEGETATION“フォルダー内にコピーすればデフォルトの設定に戻すことができます。
導入後の表示
広島空港(RJOA)の滑走路ですが,ちゃんと木が短く表示されます。
秋の紅葉データである”Fall”を有効化すると,元の背の高い木が表示されるのはご愛敬です。
できれば紅葉のデータも改良されたらうれしいですね。
まとめ
木を短くする設定データが,MSFSのバージョンアップの影響を受けなくなったことは,うれしいことです。
この改良は,単に木を短くする設定ファイルがCommunityフォルダーに置けるようになったというだけではありません。
デフォルトの設定をCommunityフォルダー内にデータファイルを置くことによって変更できる可能性を示したということで,私は重要な意味を持つと考えています。
Enjoy Flight!
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