ブッシュフライトや水上機での離着水の時には,2D画面で操縦するため着陸水のタイミングが取りにくいものです。大型機ではGPWSが対地高度をコールしてくれますが,小型機で飛ぶ時,Airstripや水面では高度をコールしてくれません。操縦に慣れれば良いのですが,高度をコールしてくれればフレアを掛けるタイミングをつかむのはずいぶん楽になります。調べてみると高度をコールしてくれるスクリプトが公開されていました。
小型機で離着陸や離着水のときに高度をコールしてくれるスクリプト
ブッシュフライトや水上機での離着水の時には,2D画面で操縦するため着陸水のタイミングが取りにくいものです。
大型機ではGPWSが対地高度をコールしてくれますが,通常の小型機にはありません。
ましてやAirstripや水面では高度をコールしてくれません。
操縦に慣れれば良いといわれたらそれまでですが,高度をコールしてくれれば,フレアを掛けるタイミングをつかむのはずいぶん楽になります。
調べてみたら,高度をコールしてくれるスクリプトがありました。
高度をコールしてくれるスクリプト
ダウンロードとインストール
ダウンロード
このスクリプトは”Flywithlua”用のスクリプトで,”Add AGL callouts to any aircraft (altitude above ground level)“という名前で,X-Plane.orgで公開されています。
ダウンロードしたデータは”agl-callouts.lua“という11kbの小さなスクリプトです。
FlyWithLuaの詳しい導入方法については,私の過去の記事を参考にしてください。
インストール
ダウンロードした”agl-callouts.lua“スクリプトを,”X-Plane11\Resources\plugins\FlyWithLua\Scripts”フォルダー内にコピーします。
X-Plane11をスタートし,キーボードの設定から”FlyWithLua“をクリックします。
この中にあるaglCalloutsからDisableAglCalloutsとEnableAglCalloutsを探します。
そして,それぞれにキーボードショートカットを割り当てます。
私の場合,下の画面のように割り当てていなかったCtrl+cとCtrl+vの2つに割りあてました。
X-Plane11での作動
“EnableAglCallouts”の状態で離着水を試してみました。
これまで,水面では高度はコールされなかったので,”Ten”とコールされたときフレアをかけることができるのをうれしく感じました。
コックピット内の音声コールは,サウンドの調整で音量を調整しないと聞き取りにくいことがあります。
数回作動させてみて,聞き取りやすい設定にしてください。
まとめ
小さなスクリプトですが,ブッシュフライトや水上機での離着水時には,大いに役に立つスクリプトです。
ぜひ導入して,僻地の飛行や水上機でお楽しみください。
Enjoy Flight!
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.50r3で動作確認をしています。
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