MSFSは,インストールフォルダーを移動させたり,再インストールする場合,通常のWindowsアプリのような取扱いができません。失敗すると再インストールさえ面倒な状態になります。私も痛い目に遭ってしまったので,ユーザーがあらかじめメンテナンス方法を知っておくのは,転ばぬ先の杖という意味合いがあるので,まとめておくことにしました。
MSFSフォルダーの移動や再インストール時の注意点
MSFSは,インストールフォルダーを移動させたり,再インストールする場合,通常のWindowsアプリのような取扱いができません。
失敗すると再インストールさえ面倒な状態になり,私も痛い目に遭ってしまいました。
ネットを英語で検索すると方法は見つかるのですが,まとまった日本語のページはありませんでした。
再度痛い目に遭うのはいやなので,ユーザーがあらかじめ知っておきたいメンテナンス方法をまとめておくことにしました。
フォルダーの具体的なメンテナンス方法
MSFSのドライブレターとフォルダー名の変更,フォルダー移動とアンインストール,再インストールの3つの場合について,参考にする記事と注意点をまとめました。
なお作業の前に,Communityフォルダー内のデータを別のフォルダーに移しておく必要があります。
特にAddonLinkerで作ったショートカットは,すべて削除しておいてください。削除しておかないと,登録フォルダーのデータがすべてCommunityフォルダーにコピーされてしまいます。
ドライブレターとフォルダー名の変更
これについては,フォーラムに記事があります。
この記事の終わりの方に次のような記述があります。
この文章に書いてあるフォルダーを表示するには,エクスプローラーで隠しファイルを表示するオプションを設定しておく必要があります。
1) OfficialとCommunityフォルダを含むフォルダを新しいドライブにコピーしました。
2) 次に、C:\ Users \ Your username \ AppData \ Local \ Packages \ Microsoft.FlightSimulator_8wekyb3d8bbwe \ LocalCacheに移動し,メモ帳で「UserCfg.opt」を開き,一番下の行に移動して、新しいドライブに一致するようにドライブ文字を変更しました。
forums.flightsimulator.comから引用し,意味のある日本語になるように修正しました
下の画像が,書き換えるドライブレターとフォルダー名の記述カ所ですので,ここを新しいものに書き換えます。
フォルダーの移動とアンインストール
フォーラムに”How to repair or remove and do a clean install of Microsoft Flight Simulator on Microsoft Store”という記事があります。
この記事にある画面を表示するのに苦労したので,日本語Windowsでの作業を以下で説明します。
すると”Microsoft Flight Simulator”が表示されるので,これをクリックします。
再インストール
動作に不具合があるとき,2つ前の画像にある詳細オプションにある修復ボタンを使うことができます。
これをクリックして修復できれば良いのですが,解決しないときに有効なのが再インストールです。
再インストールする前に,必ず”アンインストール“操作を行います。
アンインストール後に,Storeの自分のアカウントから”Microsoft Flight Simulator”を選ぶと”インストール“ボタンが表示されます。
あとは,購入時に行った操作と同様にインストール作業を行います。
再インストール後のオプションインストール
2021年6月までの再インストールでは,オプションの空港や機体はインストールされませんでした。
現在ではすべてのオプションがダウンロードされるので,この現象は発生しません。
仮に,ダウンロード後にオプションがインストールされていない場合には,”CONTENT MANAGER“から”TOGGLE ALL“をクリックしてすべてのオプションをインストールします。
これで再インストール作業は終了です。
まとめ
移動や再インストール作業は,しばらくシミュレーターを使っていると避けて通れない作業です。
いざというときに役に立つので,心のどこかに”記事があったな”と覚えておいていただければ幸いです。
Enjoy Flight!
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