MSFSは,美しい水面やビーチの表現が優れています。水上飛行機でビーチに接岸して一人きりの海岸を楽しんでいるような雰囲気を楽しめます。そこに椰子の木があれば最高ですね。こういったシチュエーションを楽しめるシーナリーが公開されています。そしてこれまで不可能だった水上機で砂浜に接岸したあと再び離水する方法を説明します。
椰子の木が茂る砂浜海岸を楽しんだあと再び離水する手順
MSFSは,美しい水面やビーチの表現が優れています。
A5のような水上飛行機で椰子の木の生えているビーチに接岸すれば,一人きりの海岸を楽しんでいるような雰囲気を楽しめます。
こういったシチュエーションを楽しめるシーナリーが公開されています。
これまではMSFSの水上機で砂浜に接岸したとき,再び水面に移動することはできませんでしたが,それを解決する方法を説明します。
椰子の木が茂る海岸シーナリー
シーナリーのダウンロードとインストール
このシーナリーのタイトルは,”2.1 PLAYA ANAKENA – RAPA RUI – ISLA DE PASCUA – CHILE“といいます。
Anakena Beachはモアイで有名なイースター島にある海岸の名前です。
データはFlightsim.toからダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
“Scenery“フォルダーの入っている一つ上位のフォルダーを,MSFSのCommunityフォルダー内にコピーします。
空港から海岸に飛行する
MSFSをスタートし,機種をA5にして出発空港にMataveri Airport(SCIP)を指定します。
フライトプランで”Anakena Beach”を目的地に指定して出発します。
このとき,私が先に紹介していた”FlightShare“を同時にスタートさせておきましょう。
離陸して海岸線を北東に飛行します。3~4分飛行すると海岸線に白い丘のような”Anakena Beach“が見えてきます。
目的地にはラベルが表示されるので,迷うことはありません。
目的地に近づいたら着水し,砂浜に接近します。
岸が近くになるに従い,表示されていた針葉樹が椰子の木に変化していきます。
そして接岸したときには椰子の木に囲まれています。
ドローンカメラで雰囲気を堪能したら,離水の準備をします。
離岸して離水する手順
砂浜に接岸しているのでA5は身動きできなくなっているはずです。
ここで車輪を出しても埋まったままですし,滑走路や駐機場ではないので”Pushback Helper”も使えません。
そこで利用するのが”Flightshre”です。
“Flightshre“のTeleportのプリセット値を“Altitude:0,Speed 10”にセットします。
マップを最大に拡大し,海岸近くの水面にマウスカーソルを置き右クリックしてTransportを選びます。
速度10にしたのは,直進する動きを確保するためで,Transport直後に方向舵を動かせば沖に向かって定位できます。
これで簡単に砂浜を離れることができるので,沖に向かって滑走し離水するだけです。
島を観光して,Mataveri Airport(SCIP)に戻りましょう。
OpenStreetMapにはモアイがあることが表示されていますが,MSFSでは表示されません。
まとめ
これまでは海岸から移動することができませんでしたが,”Flightshre”のおかげで自由に行動することができるようになりました。
さらにムービングマップやTransportを使ってVFRを短い時間で楽しむことが出来ます。
椰子の木の茂る海岸だけでなく,いろいろな場所のVFRを心配なく楽しむことができるようになりました。
Enjoy Flight!
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