フライトシミュレータでは,緯度経度が判ればその場所に行くことが可能です。名もなき小さな滑走路のカスタムシーナリーをはじめとして,世界中の滑走路の位置を知りたいというときがあります。ICAOコードの付いた空港や飛行場であればSkyvectorなどが役に立ちますが,あまり知られていないローカルな滑走路などはなかなか探し出すことが出来ません。そんな時に役に立つデータベースがあります。世界中の有志が情報を持ち寄って作ったもので,ごく小さな滑走路の情報まで網羅しています。
世界中の人々の協力で作成された滑走路データベース
フライトシミュレータでは,緯度経度が判れば,フライトプランナーを使ってその場所までの飛行ルートを作ることが可能です。
そういうわけで,名もなき小さな滑走路のカスタムシーナリーをはじめとして,世界中の滑走路の緯度経度を知りたいというときがあります。
ICAOコードの付いた空港や飛行場であればSkyvectorなどが役に立ちますが,あまり知られていないローカルな滑走路などはなかなか探し出すことが出来ません。
そんな時に役に立つデータベースがあります。
小さな滑走路やヘリポートまで網羅している検索ページ
このデータベースは,David Megginsonさんという方が作られた情報ページです。
このページにユーザーとして参加している世界中の有志が情報を持ち寄って作られており,ごく小さな滑走路の情報まで網羅しています。
ページの名前は,成り立ちから判るような”OurAirports“といいます。
検索ページの使い方
ベージを開くと,中央に検索項目を入力する枠が表示されています。
この枠内に,
City (街の名前)
Address (住所)
La/Lon (緯度経度)
を英語で入力すると,その項目に該当するものその場所に存在する滑走路の一覧が表示されます。
試しに,”Hiroshima“と入力してみると次のような画面が表示されます。
残念ながら広島西飛行場は表示されませんでしたが,”RJBH“で検索するとちゃんと表示され,ヘリポートになっていると説明も表示されます。
ここに表示されているToyosaka Airstrip(豊栄飛行場)をクリックしてみました。
表示されるのは,下の画像のようにGooglemapを利用した写真と右側に簡単な説明が表示されます。
“Coordinates“には,SkybectorやLittenavmapに直接入力できる緯度経度データが表示されています。
また,”chart“というリンクをクリックすると,該当する場所を中心位置に定位したSkyvectorページが表示されます。
その位置を目標地点にして近隣空港からのプランを作れば,迷うことなく目的の場所にたどり着くことができます。
X-Plane11では,私が作ったシーナリーがあるので,試しにMSFSで広島空港から豊栄飛行場に向けてCubで飛行しました。
ちゃんとその位置に飛行場を発見することができました。
着陸すると草地になっているのが残念でしたが,シーナリーを作る時の参考になることが判りました。
Random airport
検索欄の下に小さく”Random airport”というリンクがあります。
ここをクリックするとデータベースの中から無作為に一つの飛行場を選び出してくれます。
“どこか知らないところに行ってみたいな”というときにクリックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
小さな滑走路を探すときには,ユーザーから提供された情報が役に立ちます。
このページは,その集大成ですので活用はユーザー次第だと考えています。
ページの参加者になれば,データベースに加筆することができるので,ぜひ参加者として登録して情報提供をしてください。
ちなみに私は”ID:pbook”ですぐに登録しました(*^^*ゞ
Enjoy Flight!
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