MSFSで日本のいろいろな場所を自由に飛行できるようになりました。自由に移動して眼下を眺めたとき水没している場所が結構あることに気がつきます。これを修正してくれるデータが公開されていますので使い方と併せてご紹介します。
日本の海や川の岸辺を修正するデータ
MSFSで日本のいろいろな場所を自由に飛行できるようになりました。
自由に移動して眼下を眺めたとき水没している場所が結構あることに気がつきます。
MSFSの水位修正のデータは,いくつか公開されています。
先にご紹介したロンドンのテムズ川の水位修正データもその一つです。
日本の海岸線と河岸を修正してくれる”Japan world update scenery enhancement“というデータが公開されており,本州をスタートして修正は全国に広がりつつあります。
データのダウンロードとインストール
ダウンロード
データはFlightsim.toからダウンロードします。
ダウンロードする前に,Flightsim.toにログインして自分のアカウントからこのデータをフォローしましょう。
データは結構頻繁にアップデートされるので,アップデートされたら新版に交換しましょう。
インストール
データをダウンロードしたら,ファイルを適当な場所で展開します。
フォルダーを開き,”japan-world-update-enhancement-water-fixes”というフォルダーが見つかったらこれを,MSFSのCommunityフォルダー内にコピーします。
修正の効果
日本の各地の岸辺の修正ですから,なじみの場所を訪ねるのが良いでしょう。
まだ修正が済んでいないこともありますが,順次修正箇所は追加されていくはずです。
公開の記事に添付されている画像をご紹介しておきます。
場所は不明ですが,修正前の水没している埋め立て地です。
修正データを導入後の埋め立て地です。
メンテナンス
このデータは日本のシーナリーを導入したときメンテナンスが必要になります。
新しい日本のシーナリーを導入した時,MSFSをスタートしメインメニューが表示されるまで待ちましょう。
メインメニューが表示されたら,Communityフォルダー内のデータは読み込まれているはずです。
MSFSをいったん終了して,”MSFS_Contents.xml”をエディターで開いてみましょう。
一番下に導入したシーナリーフォルダーの上に”japan-world-update-enhancement-water-fixes”が表示されているはずです。
このようにデータを読み込んだあと日本のシーナリーを読み込むと,”japan-world-update-enhancement-water-fixes”の優先順位が低くなります。
そのシーナリーに水面に関するデータがあるときには,そのシーナリーが優先され,”japan-world-update-enhancement-water-fixes”の水面データが上書きされてしまいます。
そこで,日本のシーナリーを導入したときには,”MSFS_Contents.xml”をエディターで開き”japan-world-update-enhancement-water-fixes”が,ほかの日本のシーナリーよりも下に表示されるよう編集しましょう。
“MSFS_Contents.xml”の探し方と取扱いについては,私の次の記事を参考にしてください。
まとめ
地味ですが有用なこのデータの作者は,大変な修正作業を一人で行っておられます。
感謝,感謝ですね。
随時更新データを入手して美しい日本の海岸線と河岸を楽しみたいと思います。
Enjoy Flight!
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