MSFSでは通常,フライトを始めてから空港や場所の移動や航空機を変えたいときには,メインメニューに戻る必要があります。FSXやX-Plane11では,フライトを始めた後にも任意の場所に移動することや航空機を選ぶことができました。MSFSでこれを実現する方法が公開されていたので,使い方の注意と共にご紹介します。
メインメニューに戻らず航空機を選択したり場所を移動する方法
MSFSでフライトを始めてから空港や場所の移動や航空機を変えたいことがあります。
通常では,そんなとき残念ながらフライトを中断してメインメニューに戻る必要があります。
FSXやX-Plane11では,フライトを始めた後にも任意の場所に移動することや航空機を選ぶことができました。
MSFSではDeveloperモードを使えばこれを実現できます。
この方法は”flightsimulator.com“のフォーラムで公開されています。

Developerモードへの入り方
メインメニューのオプションからGeneral>Developersに進み,”ON”に設定します 。
飛行機変更と場所移動の使い方
航空機の変更
セスナで羽田空港を離陸後に飛行機を”A5″に変えたくなったとします。
トップメニューの”Windows“をクリックし”Aircraft Selector“をクリックします。
表示されたウインドウのフィルダー窓に自分の選びたい航空機の綴りの一部を入力します。
“A5″という具合です。
するとずらりとLiveriesを含めて表示されるので,好みのものをクリックし,右下にある”Load”をクリックすると航空機が変更できます。
場所の移動
飛行中に広島空港(RJOA)に移動しましょう。
トップメニューの”Windows“をクリックし”Teleport Window“をクリックします。
場所移動の画面”Teleport Window”には,空港コードと緯度経度を指定する窓が表示されます。
空港への移動
飛行中,空港への場所移動には注意が必要です。
まず車輪を収納できる航空機の場合,車輪を出しておく必要があります。
理由は,飛行場や空港に移動する場合,滑走路上に移動しますので,滑走路上で埋まってしまうからです。
また埋まってしまうと,車輪を出してもその場では回復できません。
そして場所移動のときには“Pause”にしないことをおすすめします。
“Pause”になっているとシーナリーを順次読み込むとき画面がフリーズすることがあります。
緯度経度での移動
緯度経度データの取得は,GooglemapやBeingの地図,Skyvectorなどを利用します。
空港ではないので,山がない限り埋まる心配はありませんが十分に注意しましょう。
場所移動については,使いながら慣れる必要があります。
移動の仕組みは”Slew”を使っているようなので,移動中に画面がとまったら”Slew”モードを解除してやればコントロールが戻ります。
“slew”の解除は”y”キーです。
まとめ
今回ご紹介した方法は,”Developer”モードを使わないと実現できません。
そのため,しばらくは移動の際にはMSFSを”Developer”モードで使う必要があるようです。
なおフォーラムには,フライトの記録がされないので移動の後には”Developer”モードを解除しておくようにとの注意がありました。
航空機の変更や移動方法は,本来なら飛行中に簡単に変更できるようになっていることが望ましいと,私は考えます。
今後のMSFSの改良で簡単に実現されるとうれしいですね。
Enjoy Flight!
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