デフォルトの大きすぎる木を小さくする方法

Flightsimulator

MSFSで飛行しているとき,木の大きさが気になりました。デフォルメなのか少し大きめだと感じます。気になったので調べてみると,それを修正する設定ファイルが公開されていました。自分好みに木の大きさを変えることができるので,その方法を説明します。


デフォルトの大きすぎる木を小さく変える方法

MSFSで飛行しているとき,木の大きさが気になりました。

デフォルメだとしても少し大き過ぎると感じます。

気になったので調べてみると,それを修正する設定ファイルが公開されていました。

この設定ファイルを使えば,自分好みに木の大きさを変えることができます。

広島空港にある,2階建ての建物よりも背の高い木です

デフォルトの設定を変更しない新しいバージョンの設定ファイルが公開されていますので,紹介記事を後日公開いたします。

木を小さくするファイルのダウンロードとインストール

ダウンロード

木の大きさを小さくするファイルデータは”MSFS Oversized Trees Workaround“という名前でFlightsim.comからダウンロードできます。

Flightsim.comから引用

ダウンロードしたファイルは”oversized_trees_workaround.zip“という名前です。

また”Flightsim.to”からもダウンロードできます。

Flightsim.toから引用

Shorter Trees / Tree Height Modification VERSION 4.0 for MFS2020 (shorter, realistic trees) for Microsoft Flight Simulator | MSFS
✓ Shorter Trees / Tree Height Modification VERSION 4.0 for MFS2020 (shorter, realistic trees) is a Microsoft Flight Simu...

インストール

ダウンロードした”oversized_trees_workaround.zip“を適当な場所で展開します。

なおFlightsim.toからダウンロードしたファイル名は”Trees-Arif_FJ2gB.zip”です。

出来上がった”oversized_trees_workaround“または”Trees-Arif_FJ2gB“フォルダーを開きます。

これらのフォルダーのなかに,”10-asobo_species.xml“という名前のファイルがはいっています。

また”oversized_trees_workaround“フォルダーのなかには,リオデジャネイロ空港の近くにある山の奇妙な風景画像と導入後の画像が入っています。

“oversized_trees_workaround.zip”に付属のオーバーサイズの木の画像

“oversized_trees_workaround.zip”に付属の修正後の画像

木の大きさを管理するファイルの場所

MSFSの木の大きさを設定するファイルは,この”10-asobo_species.xml”という名前のファイルです。

パッケージにはいっているファイルは,デフォルトの木を小さく表示する設定にしてあります。

このファイルは,私の場合MSFSをG:ドライブに導入しているので”G:\MSFS\Official\OneStore\fs-base\vegetation“という場所にあります。

Steamバージョンを持っていないのではっきりとはしませんが”SteamApps\common\MicrosoftFlightSimulator\Packages\Official\OneStore\fs-base\vegetation“という場所になると思います。

判らないときは,ファイル検索でMSFSを導入したフォルダーで”10-asobo_species.xml“を検索すると表示されます。

vegetation“フォルダーの中にある”10-asobo_species.xml“を同じフォルダー内にコピーして”10-asobo_species – original.xml“という名前でバックアップします。

その後に”oversized_trees_workaround”フォルダー内にある”10-asobo_species.xml”をここに上書きコピーします。

これで導入作業は終了です。

日本の風景での検証

下の画像が広島空港そばの森で木の大きさを比較したものです。

木を小さくした状態で広島空港を上から見たところです。誘導橋そばの木がかなり高かったのですが,まあ許容範囲になりました。

小さくしてもまだ誘導灯橋脚よりも背の高い木があります

木の大きさの調整方法

パッケージに付属しているReadme.txtファイルに,調整方法が次のように記載されています。

このコードは、<Size max = “xx” min = “yy” />などのタグを使用して、サイズを含む多くのパラメーターを制御します。
次のように、さまざまな種類の植生に対して調整を行うことができます。
Conifercool 針葉樹(杉)
Coniferboreal 針葉樹(松)
semitropical 亜熱帯
Palmtree ヤシの木
Jungle 密林
Deciduous_small 落葉低木
Datetree ナツメヤシ
Acacia アカシア
Cactus カクタス(サボテン)
Shrub 低木
Scrub 藪
Scrub_big 大きな藪
Scrubs_semitropical 亜熱帯の藪
Orangetree オレンジの木
Olivretree オリーブの木
Vineyard ブドウ園
注:Readme.txtファイルを翻訳後に一部改変しています

編集方法

エディターで”10-asobo_species.xml”を開きます。

各項目にある<Size max = “xx” min = “yy” />をさがして,最大と最小の大きさの数字を変更します。

杉の大きさの設定部分の変更です 右がデフォルトの設定です

まとめ

木の大きさの設定が,判りましたがどのくらいが良いのか調整が難しそうです。

気に入るまで変更すれば良いのですが,MSFSの再起動が面倒なので,少し調整したらそのままという気もします。

木の大きさの設定があるのですから,ほかの設定ファイルもあると推定できます。

今後これらの設定を,ダイナミックに変更できるツールが出てくるとありがたいですね。

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