発売されてまもないMicrosoft Flight simulatorですが,いまのところマニュアルがないという状況です。そんな中で公式ページにFAQが掲載されました。インストールの時に出会うトラブルについての説明が掲載されています。今後FAQが充実していくと思いますのでご紹介します。
やっと登場したMicrosoft Flight SimulatorのFAQページ
2020年8月18日に発売されたMicrosoft Flight simulator(以下:MSFSと略記します。)ですが,発売時にはマニュアルが付属していませんし,公式ページ内にも掲載されていないという状況です。
そんな中でやっと公式ページにFAQが掲載されました。
インストールの時に出会うトラブルや利用できるデバイスについての説明が掲載されています。
公式FAQ
もともと英語のページですが,ブラウザーの自動翻訳をつかえば日本語で読めます。
ダウンロード・インストールガイド
これから購入しようとする人向けの案内です。
コンテンツマネージャーによる最初のインストール-エクスペリエンス画面の設定
私がStoreから購入してインストールしようとした時,アクセスが集中してインストーラーのダウンロードが止まってしまったことがありました。
その場合の修復方法についての説明は,ここにはありません。
私の場合は,再度Storeからダウンロードしようとすると,”インストール済み”となっていました。
このときスタートメニューにアイコンが作成されていたので,アイコンを右クリックし”その他”をクリックしたら”修復する”というメニューが表示され,事なきを得ました。
インストールフォルダーの変更
これはインストール後のドライブ変更をする際の手順です。
最初に導入する際に90GBの空き容量が必要だと表示されますので,あらかじめ空き容量のあるドライブを用意しておく必要があります。
初期表示では,”c:ドライブにインストールするか?”と表示されますので,慌てずに別の空き容量のあるドライブに変更しましょう。
周辺制御設定の概要とFAQ
最新のデバイスはサポートされているようですが,私の使用している”Sidewinder Force Feedback2″と”CH Yoke”は旧世代のデバイスということなのか接続しても割り当て設定は自動で行われませんでした。
個別に軸やボタンを設定する必要がありましたが,設定すれば問題なく利用できました。
なお複数の機能をひとつの軸やボタンに割り当てることができますが,利用できたのは最後に設定した機能だけでした。
欲張って設定しましたが,結局FS2004かFSXの設定を参考にして最小限の機能だけを登録することになりました。
ロード画面でのクラッシュとCTDのトラブルシューティング方法
インストール後にロードエラーが発生するというのは重大です。
このページには,想定される一般的なエラー原因を説明しています。
FPSの表示方法
FAQには書いてありませんが,気になる画面のFPSを表示するにはオプション設定でDeveloperモードにする必要があります。
設定したら,MSFSをいったん終了して再起動する必要があります。
起動したら,画面上部に表示されるDeveloper Menuを開いて設定します。
FPS表示ウインドウはかなり大きいので,気になる場合以外は表示しないのが良いでしょう。
このウインドウの一番下には,PCとGPUのメモリーの使用状況も表示されます。
まとめ
導入して数日のMSFSですが,”X-Plane11のフォトシーナリーにw2xpデータをインストールした状態”で地形表現を向上させた表示というのが,私の印象です。
OSM(Open Street Map)のデータを基に,AIによってBINGのデータを利用して立体的に表示しているようです。
函館の護国神社あたりの建物の配置をみるとX-Plane11そっくりです。
インストールされている詳細な空港シーナリー以外はいまいちの表現ですので,今後Developer menuにあるシーナリーエディターが公開され,フリーシーナリーが登場するのが待ち遠しいですね。
コメント
お役に立てて何よりです。
私もジョイスティックとゲームパッドの設定が競合していてエンジントラブルが起きたことがあります。
バージョンアップの際に設定がリセットされたことが原因でした。
こういうことが経験で判ってくれば良いのですが,たしかに解決するまで時間がかかりますね。
初めまして蓮と申します。
FS2020のupdate 5 後、PCのクラッシュ(CTDでは無い)散々に悩まされてまいりましたが、この度「たぶろぐ」でのご案内に従い Microsoft Flight SimulatorのFAQページに辿り着き、決定的な解決策を見出す事が出来ました。心よりの御礼を申し上げます。
少しお恥ずかしい話ですが、クラッシュの原因は AudioDeviceの競合でした。この問題は既知のトラブルシューティングで確認、不要な Deviceを無効にする等対策済みの筈でしたが、間の抜けた事にスタートアップ項目に当該 Deviceが残っているとは思いも拠らず、またその様な知識もなく、ほとほと困り果てておりましたところ、お陰様をもちましてこの障害を一気に解決する事が出来ました。地獄に仏の様な思いが致します。
どうぞ今後もご健勝に末永くご活躍されますよう陰ながら応援しております。