カスタム空港シーナリーにはびっくりするような作品が幾つかあります。今回ご紹介するのは空港とターミナルビル内を徹底的に作り込みをした作品です。よくぞここまでといいたくなる作品ですが,作者のユーモアと細かいところまで見てほしいという思いを感じさせるイースターエッグのある楽しいシーナリーです。
究極の空港:グワーハーティー国際空港1.10
見出しのタイトルは,このシーナリーのタイトルを日本語訳したものです。
何が究極なのかは,作品の中に入ってみるとよくわかります。
私自身,イースターエッグ探しだけで30分近く空港内を見回ってしまいました。
では,この空港を楽しむためのご案内をすることにします。
このグワーハーティー国際空港は,別称:Lokpriya Gopinath Bordoloi Int Airportというインドにある空港です。
日本でもみられるような民間空港と基地が共存している空港です。
X-Plane11のグワーハーティー国際空港シーナリー
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
シーナリーのタイトルは”Ultimate Airport: Guwahati International 1.10“で,X-Plane.orgからダウンロードします。
シーナリーを表示するために必要なライブラリーは次のとおりですので,あらかじめ導入を済ませておいてください。
ライブラリーの入手先は,こちらにまとめてあります。
BS2001.
CDB Library.
3D people Library.
MisterX Library.
NAPS Library.
Pavement paintings Library. (PP Library)
PuF Libs.
RA_Library.
RU_Scenery.
The Handy Objects Library.
インストール
ダウンロードした”VEGT.7z“を適当な場所で展開します。
できあがった”VEGT“フォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーすれば導入作業は終了です。
さてこのシーナリーではイースターエッグを探すことが楽しみのひとつです。
何がイースターエッグなのかは,”VEGT”フォルダーの中にある”EasterEGG”フォルダー内の”EasterEGG.dss”を表示するとわかります。
イースターエッグは,下の文章の書かれた看板です。
Ron Baruah:You ShouldN’t be here, but you’re already here…..so
(日本語訳:ロン・バルア:あなたはここにいるべきではありませんが,あなたはすでにここにいるのです。)
X-Plane11での表示
空港は,前庭のあるジャムナ川の近くにある広い敷地にあります。
駐車場から空港ビルの前庭を見学し,ビルの入り口に行きましょう。
今にも動き出しそうな乗客を眺めたら空港ビル内に入ります。
ビルの一階にイースターエッグがあります。
空港内を見学したら,上空から空港を見学しましょう。
まだまだ作り込んであるものが目に入ると思いますが,空港を一周してみました。
まとめ
Microsoft Flight simulator(以下MFと略記)が話題になっていますが,この空港シーナリーのような作り込みをしてある空港はペイウェアでもなかなかお目にかかれません。
MFは,地形と大雑把な建物の造形は優れていますが,近くに寄ってみると荒さが目立ちます。
MFでもいずれカスタムシーナリーが作られると思います。
けれども,いまのところはMFのSDKやツールは公開されていないので,X-Plane11の方がシーナリーの作り込みには自由があると考えています。
Enjoy, Flight!
この記事の画像は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.50β17を使って表示しています。
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