沖縄県の那覇空港の第2滑走路は,2020年3月26日に供用開始されました。この滑走路を表示できる那覇空港はGatewayでも公開の準備が進んでいますが,いち早く新しいカスタムシーナリーが公開されましたのでご紹介します。
真新しい那覇空港の第2滑走路からTakeOffできるカスタムシーナリー
完成している那覇空港の第2滑走路
沖縄県の那覇空港の第2滑走路は,2020年3月26日に供用開始されました。
ネットの記事でも新滑走路について紹介されています。
X-Plane11のシーナリー
この第2滑走路を表示できる那覇空港は,Gatewayでも準備が進んでいます。
待ちきれない人のためにX-Plane.orgで一歩早くカスタムシーナリーが公開されました。
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
シーナリーはX-Plan.orgのダウンロードリンクで表示される作者のクラウドドライブからダウンロードします。
X-Plan.orgの記事のタイトルは”ROAH Okinawa Naha Intl 0.1a“です。
まだ未完成ですよとの作者の思いがタイトルに込められています。
シーナリーの表示にはMister X LibraryとSAM Plugin が必要です。
それから,このシーナリーの周辺風景を補完するため,Repair_Japanと私が過去に紹介した南西諸島のフォトシーナリーを併せて使ってください。
インストール
ダウンロードした”ROAH-v0.1a-master.zip“を適当な場所で展開します。
出来上がった”ROAH-v0.1a-master“フォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
また,併せて私の”Repair_Japan“の最新版をインストールしておいてください。
X-Plane11での表示
フォトシーナリーの効果
南西諸島のフォトシーナリーを使わないときのシーナリーは少しさみしい感じです。
フォトシーナリーを併用した那覇空港は,マッチングも良く,素晴らしいものになります。
空港内の施設
新しい管制塔もちゃんと表示されています。
第2滑走路周辺の標識や灯火について,一部修正が必要なところが見受けられます。
そこがVer0.1aとされているところなのでしょう。
珊瑚礁の海を表示するOrtho4xpの設定
南西諸島フォトシーナリーは,素晴らしい珊瑚礁の海を表示してくれるシ-ナリーです。
けれども,那覇空港の第二滑走路は2014年以降埋め立てられ2019年に完成したものです。
南西諸島フォトシーナリーが公開された2017年にはOSMデータが更新されていなかったものと思われます。
そのため第二滑走路は海扱いになっていたため人工島外側の珊瑚礁が表示されません。
現在のOSMデータに基づいて,那覇空港周辺のフォトシーナリーを作成してみました。
設定は珊瑚礁を表示するため本州のフォトシーナリーとは異なり,”mask_area“を標準の200に”masks_width“を5000にして作成しました。
これにより作成したフォトシーナリーで那覇空港を表示するとちゃんと第二滑走路外側の珊瑚礁も表示されますので,作成してお試し下さい。
なお,沖縄県地方も雲のないデータはGoogleだけだったことを申し添えます。
第二滑走路の人工島に表示される工事用車両
Japan pro,w2xp_AsiaそしてsimHeaven_VFR-Landmarksを併用すると空港周辺の建物などがたくさん表示されます。
ところが,誘導灯にヨットが係留されエプロンにビルが建ち,人工島のあちらこちらに工事用車両が表示されます。
これを隠すシーナリーを”Repair_Japan“に収容しましたのでお使いください。
まとめ
まだまだ改良されるシーナリーですが,w2xpデータとフォトシーナリーの併用で雰囲気が出るシーナリーになります。
ぜひお試し下さい。
Enjoy, Flight!
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.41r1と11.50β15を使って表示しています。
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