Ortho4XPがVer1.30に更新されてしばらく経過しました。先輩諸氏が使い方を解説されている記事を読んで私も挑戦してみました。けれどもWindows10のPCでは,記事に書かれていない細かい点に注意していないと作り直しをしなければならないようなことが起きます。私の失敗を教訓にした日本のフォトシーナリーを作る方法の説明ページを作成したのでご紹介します。
日本のフォトシーナリーを失敗せずスムーズに作成する方法
日本国内のフォトシーナリーを作る時の設定と注意をまとめたページ
Ortho4XPがVer1.30に更新されてしばらく経過しました。
ネットには先輩諸氏が使い方を解説されている記事が多数あります。
私もこれを読んで作成を始めましたが,設定によっては作り直しをしなければならなかったりしました。
またWindows10のPCでは,記事に書かれていない電源設定に注意していないと一括作成が止まってしまうことが起きます。
私の失敗を教訓にした”Windows10PCで日本のフォトシーナリーをスムーズに作成する方法“というページを作成しました。

このページで導入方法から作成環境の準備,そして一括作成時の注意事項を細かく説明しました。
私が失敗した事例を元に作っていますので,きちんと設定して作成すれば失敗はないと思いますので,試しに作ってみてください。

設定の例です
作成後の処理
出来上がったシーナリーは,指定したBase Folderにあるので,各フォルダーを右クリックしてショートカットをCustom Sceneryフォルダー内に作ります。
オーバーレイデータは,”Ortho4XP>yOrtho4XP_Overlays“内にできています。
このフォルダーのショートカットをCustom Sceneryフォルダー内に作るか,フォルダーをCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
X-Plane11をスタートしてメインメニューが表示されたら,いったん終了しScenery packs.iniファイルの定義内容を編集します。
必ず”yOrtho4XP_Overlays“が各フォトシーナリーの上位にあるように編集します。
日本国内をZL17で空港周辺をZL19で作成したのですがデータフォルダーの大きさは372GBになりました,予想よりも少なくなったのが嬉しいですね。

完成した日本国内のフォトシーナリータイルの管理画面
まとめ
私の失敗に基づく説明ですのでかなり長くなっています。
けれどもフォトシーナリーの作成を失敗すると1タイルで1時間の作業時間が無駄になります。
“時は金なり”と言いますので,設定を確認して失敗しないようゆっくり作って下さい。
追記:フォトシーナリーはツールで出力しただけでは完成ではありません。
タイルのあちらこちらに色合いが異なる部分があるので,これらを修正していく作業が残っています。
またの機会に,これらを修正する方法を説明します。
追記:沖縄など南西諸島のフォトシーナリーについては公開されているので,私の過去記事をご覧下さい。
Enjoy, Flight!
この記事で作成したシーナリーは,Ortho4XPv1.30と次の製品のオンラインバージョンアップ版11.41と11.50β11を使って動作確認しています。
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