曲技の展示飛行を行う航空自衛隊の飛行隊ブルーインパルスは,1981年から現在まで松島基地をベースにしています。この飛行隊が1960年に創設されたのが浜松基地です。毎年の航空祭にはブルーインパルスの展示飛行が行われ大勢の来訪者があります。この基地を地形から再現したシーナリーが公開されたのでご紹介します。
ブルーインパルスが創設された航空自衛隊浜松基地
ブルーインパルスと浜松基地
曲技の展示飛行を行う航空自衛隊の飛行隊ブルーインパルスは,1981年から現在まで松島基地をベースにしています。
この飛行隊が1960年に創設されたのが浜松基地(RJNH)です。
また浜松基地内には多くの機体が展示されていて,毎年の航空祭にはブルーインパルスの展示飛行が行われるので多くの来訪者があります。
“Blue impulse RJNH” by K.Tomoaki. Photo from Flickr
浜松基地の公式ページでは,さまざまな情報が公開されています。
基地の沿革についてはこのページの”基地紹介”ページとWikipediaの記事が参考になります。
X-Plane11の浜松基地シーナリー
浜松基地の滑走路末端には少し傾斜があり,Googlemapの3D表示でその様子が確認できます。
Googlmapの3DViewを引用
X-Plane11のシーナリーを等高線に従う設定にするとそれが表現されます。
なおデフォルトのシーナリーは3Dの建物が全くないシーナリーです。

デフォルトシーナリーの浜松基地滑走路
浜松基地カスタムシーナリー
シーナリーを表示するにはCDB-libraryが必要ですので,あらかじめ導入を済ませておいてください。
ダウンロードとインストール
ダウンロード
シーナリーのタイトルは”RJNH Hamamatsu Base 1.0.0“でX-Plane.orgよりダウンロードします。
X-Plane.orgより引用
ダウンロードしたファイルは”RJNH Hamamatsu Ver100.zip“です。

インストール
ダウンロードした”RJNH Hamamatsu Ver100.zip“を適当な場所で展開します。
出来上がった”RJNH Hamamatsu Ver100“フォルダーを開きます。
中にある”RJNH Hamamatsu“と”RJNH Hamamatsu Flatten“の2つのフォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。
X-Plane11をスタートしメインメニューが表示されたらすぐに終了します。
X-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にあるScenery packs.iniファイルをメモ帳で開きます。
“RJNH Hamamatsu Flatten“の定義を一番下あたりに移動し保存して終了します。
X-Plane11での表示
このシーナリーには基地管理棟,格納庫や管制塔がオリジナルオブジェクトで表示されます。

オリジナルオブジェクトで構成された浜松基地の施設群です
私は,浜松基地を訪ねたことがないので実物を知らないのですが管理棟などはスッキリとした外観で好ましいものです。

基地管理棟はスッキリして気持ち良く感じます
またカスタムシーナリーでは,”RJNH Hamamatsu Flatten“を使って実際の滑走路を再現するために地形データを修正されています。
“RJNH Hamamatsu Flatten”はRJNHの地形データを修正するシーナリーです。このシーナリーには,便宜上”HIMITU”という小さな滑走路を高速道路上に設定しておられます。

WEDで表示した”RJNH Hamamatsu Flatten“シーナリー
滑走路上では35FPS程度ですが,離陸するとすぐに50程度に回復します。
デフォルトシーナリーでも同様でしたので,カスタムシーナリーの影響というわけではなさそうです。
まとめ
また一つ日本の飛行場のリアルなシーナリーが増えました。
近々X-Plane11.50が登場して,複雑なシーナリーをスムーズに表示できる環境が整います。
リアルなシーナリーが増えて,ますますリアルな飛行を楽しめる環境が整って行くのは嬉しく思います。
このリアルなシーナリーを公開してくださった作者の方にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
Enjoy, Flight!
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.41で表示確認をしました。
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