航空機の資料を探してみようと思ったとき,どこを調べるのが良いのでしょうか。X-Plane11がそのヒントをくれました。X-Plane11がスタートしたとき右下にTipsが表示されます。あるとき”POHを調べてみると飛行機のことがわかるよ”と表示されました。”POH”とは”Pilot Operating Handbook”のことです。ネットでどれだけ入手できるか調べてみたので報告します。
パイロットオペレーションハンドブックを入手する方法
簡単に入手できるPOH
X-Plane11の右下にTipsが表示されます。この中に”POH 飛行機の型式“で資料が入手できますよと表示されたことがありました。”POH“とは何だろうかと和訳を探しましたが見つからず,いろいろ調べてみると”Pilot Operating Handbook“だとわかりました。
FS2004,FSXそしてX-Plane11の商用機体やよくできたフリーウェアの機体には,マニュアルとして”Pilot Operating Handbook”が付属していることがあります。
実機のPOHがどこまで入手できるのか,調べてみることにしました。
“POH 飛行機の型式“で意外に簡単に検索結果が出てきますが,玉石混淆(危険なサイトもありました)でした。
調査の結果では,航空機メーカーが用意してくれているページが一番参考になることがわかりました。
特にエアバス社の充実ぶりはありがたいと思いました。
ボーイング社は会社のトップページから”形式名 Pilot Operating Handbook”で検索するとバラバラに表示されるのでこの中から探すことができます。
そのほか,単独でダウンロードできる機種ごとの”Pilot Operating Handbook”があります。
ネットから入手できる”Pilot Operating Handbook”
以下のリンクは,私が検索してみてまあこれなら大丈夫かなと考えたものです。
現在日本で運行されている主要機種を探してみた結果は次のとおりです。
実機のマニュアルがそのままフライトシミュレータに使えるわけではありませんが,シミュレータを動かすときパイロット気分になることのできる一つのアイテムだと考えましょう。
まとめ
FS2004の時代には,pdfファイルの”Pilot Operating Handbook”はあまりなじみがなく,CD-ROMでオークションなどで販売されていた記憶があります。
現在では,ほとんどの機種のマニュアルが無料で手に入る良い時代になったものです。
さあ,POHを手元において(画面に表示して?)フライトしましょう。
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