気持ちの良い青い空をX-Plane11で実現する方法

Flightsimulator

これまで私はX-Plane11の青空の色は,くすんでいるなあと考えていました。ペイウェアではこの色を補正してくれるものがあります。これまで様々な試みを行いましたが,やっと満足のいく青空を実現できました。青い空を飛行できる気持ちよさを皆様にも知ってもらいたいと思い,ご紹介します。


X-Plane11でやっと出会えた気持ちの良い青い空

これまで私はX-Plane11の青空の色は,くすんでいるなあと考えていました。

ペイウェアではこの色を補正してくれるActive skyがあります。

フリーウェアで,この青空を表示したいと考えて,様々な試みを行いました。

これまで公開されていた空の色のデータと最近公開された小さなスクリプトで,やっと満足のいく青空を表示することができました。

この気持ちの良い青空を皆さんのフライト環境でも楽しんでください。

データとスクリプトを導入後にX-Plasne11で飛んだ広島空港上空です

青空のデータと気持ち良く表示するためのスクリプトを導入する

気持ちの良い青空を表示するためには二つのデータを組み合わせる必要があります。

二つのデータとは,空の色を変更するデータ,青空に似合う雲のデータと青色を鮮やかに表示するスクリプトです。

いずれのデータもX-Plane.orgからダウンロードします。

そして今回利用するスクリプトを動かす”FlyWithLua“の導入をしておきましょう。

導入がまだであれば,私の前の記事を参考に導入しておいてください。

https://pbook.jp/post-7111/

青空データのダウンロードとインストール

ダウンロード

データのタイトルは”Cloud Art 3“です。

X-Plane.orgより引用

Cloud Art (Discontinued)
CLOUD ART (XP11 ONLY) This "replace-on" will replace the textures of clouds and sky colors. It will also tweak the light...

ダウンロードリンクをクリックすると二つのファイルが表示されます。

X-Plane.orgより引用

今回利用するのは,Activesky環境ではない時に利用する上側の”Cloud Art 2.5.zip“ファイルです。

インストール

ダウンロードした”Cloud Art 2.5.zip“ファイルを適当な場所で展開します。

展開してできた”Cloud Art“フォルダーを開きます。

フォルダーの中にあるデータのうち利用するのは,”skycolors“フォルダーだけです。

まずX-Plane 11>Resources>bitmapsフォルダーを開きます。

ここにあるオリジナルの”skycolors“フォルダーを安全な場所にバックアップします。

つぎに”Cloud Art“フォルダー内の”skycolors“フォルダーをX-Plane 11>Resources>bitmapsフォルダー内に上書きコピーします。

これで色のデータの導入作業は終了です。

色のデータだけの効果は次の画面のとおりです。

オリジナルに比べ,少し青色が付いていますが,気持ちの良い青色というレベルにはなっていません。

青空を気持ちよく表示するための雲のデータとスクリプト

次に鮮やかな空を表示するための雲のデータとスクリプトを導入します。

ダウンロード

データのタイトルは”BlueSkyX 1.0.2“です。

X-Plane.orgより引用

BlueSkyX
Features: * Realistic in cloud effect * No weird cloud disappearce while in clouds in hight altitudes Installation: * Dr...

雲のデータのインストール

ダウンロードした”BlueSkyX 1.0.2.rar“ファイルを適当な場所で展開します。

まずX-Plane 11>Resources>bitmaps>worldフォルダーを開きます。

ここにあるオリジナルの”clouds“フォルダーを安全な場所にバックアップします。

展開してできた”BlueSkyX 1.0.2“フォルダーを開きます。

つぎに”BlueSkyX 1.0.2“フォルダー内の”clouds“フォルダーをX-Plane 11>Resources>bitmaps>worldフォルダー内に上書きコピーします。

スクリプトのインストール

BlueSkyX 1.0.2“フォルダー内の”BlueSkyX 1.0.2.lua“ファイルをX-Plane11>Resources>plugins>FlyWithLua>Scriptsフォルダー内にコピーします。

このとき,Scriptsフォルダー内にある空の色や雲,霞などを表示するためのスクリプトは,残念ながらすべて削除する必要があります

これですべての導入作業は終了です。

X-Plane11での表示

今回のスクリプトを動かすには,気象を何か変更する必要があります。

快晴にして雲を少し表示する設定にすることで,綺麗な青空を楽しむことができます。

私は,スクリプトを導入してから初めて滑走路に出たとき,目の前の空の青さに驚いてしまいました。

ちょっと高度をとってみると,ますます青さがわかります。

印象が変わった広島西飛行場(RJBH)です。

離陸して高度をとると青色がどんどん濃くなります。

そして高い空の青さに圧倒されます。

まとめ

やっと満足のできる青い空に出会うことができました。

私は,この青さのためなら多少の霞の表現が無くても我慢できると考えています。

それだけ強烈な印象があるので,日本のみならず世界中の空港を再度飛んでみられることをおすすめいたします。

きっと印象が全く変わってしまうことでしょう。

Enjoy, Flight!


この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.41で表示確認をしています。

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