X-Plane11の神戸空港シーナリーは,公開されてからしばらくたって公開が中止されました。その間デフォルトシーナリーも改良されたものが使えるようになっていました。2019年11月末に新しい神戸空港カスタムシーナリーが公開されました。これまでの不具合が解決された素晴らしいシーナリーになっていますので,ご紹介します。
一層リアルになった神戸空港シーナリー
いろいろなバージョンがあった神戸空港シーナリー
神戸空港は伊丹,関空とともに関西の狭い空港圏にある空港です。
これまで公開された伊丹や関空のカスタムシーナリーが素晴らしいできばえだった反面,少し置いて行かれた感のあった神戸空港シーナリーでした。
先にVer10時代のカスタムシーナリーが公開されていましたが,最近では公開が中止されていました。
一方でフォルトシーナリーの改良も進みました。
そして2019年11月末に新しい神戸空港カスタムシーナリーが公開され,素晴らしいシーナリーになっています。
シーナリーをご紹介する前に,現在の神戸空港をGooglemapでご紹介します。
人口島は完成し,学校や結婚式場をはじめとした様々な建物が建っています。
これまでの神戸空港シーナリー
Ver10時代のシーナリー
現在は公開が中止されているカスタムシーナリーについては,私の過去の記事でご紹介しました。
このシーナリーでは,人工島はまだ完成しておらず埋め立て途中のものでした。
空港ターミナルはしっかり再現されていましたが,連絡橋と道路のずれや海上に木があるなどちょっと残念な点がありました。
現在の神戸空港デフォルトシーナリー
デフォルトシーナリーでも神戸空港の埋め立て地は完成しており,連絡橋オブジェクトもしっかり表示されています。
人工島の中にある建物は,すべて再現されているとはいえませんが,よくできたシーナリーです。
新しい神戸空港シーナリー
これまでの残念だった点をすべて解決し,現在の人工島にある様々な建物を再現している素晴らしいシーナリーになっています。
シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
空港データはX-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは,”RJBE – Kobe (Japan) 1.0.0”です。
ダウンロードしたファイル名は,”RJBE – Kobe.zip”です。
この空港を表示するために必要なライブラリーは特にないそうですが,一方で作者は”Airport Environment HD”の導入を推奨されています。
インストール
空港シ-ナリーのインストール手順は,次のとおりです。
2 展開してできた,”RJBE – Kobe”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーします。
以上で導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
空港に行って,いろいろな場所を見学しましょう。
まず空港全景をみるとデフォルトシーナリーよりも海岸線の表現が進んでいます。
人工島の西端にある結婚式場”ラヴィマーナ神戸”が再現されています。
結婚式場前の水面が,草地になっているのが残念です。
人工島内にある航空学校である”ヒラタ学園神戸エアセンター”です。
右側にある建物は,”エアバス・ヘリコプターズジャパン株式会社”の社屋ですが,現在の社屋とは形が違います。
四角になった空港ターミナルビルもちゃんと再現されています。
連絡橋と空港内道路の連結もしっかり再現されており,水面にあった木がなくなりました。
場周飛行で神戸空港をまわったところです。
FS2004でおなじみのメイグス飛行場を思い出す眺めです。
まとめ
日本国内の空港シーナリーがまた一つ充実しました。
瀬戸内海にある空港巡りにもつかえるので,VFRファンの私にとってはうれしいことです。
このすばらしいシーナリーを作られた作者の方に感謝するとともに御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
Enjoy, Flight!
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.40r2で表示確認をしています。
コメント