FSXでATCを使うIFR環境を使うために,使い方や設定について調べてみました。
FS2004と似ているところが多いので,FS2004を普段から使っているのであれば,再びFSXを使い始めるのは容易かもしれません。
大きな失敗をしないために,しっかり復習することにしました。
FSXを使うための基礎知識を整理する
私は,長い間FSXを使っていなかったので,ATCを使ったIFRを行うためにはFSXの使い方を復習しなければなりませんでした。
FSXが登場してから時間がたっているので,調べてみると使い方を思い出すために使える資料がたくさんありました。
それらをもとに,簡単に覚えられるよう自分なりに整理してみました。

“Knowledge” by LoKee Photo. Photo from Flickr
シーナリーの登録方法
基本的な登録方法
日本国内の空港・飛行場のリストができたので,それらを導入していく必要があります。

昔にペイウェアも幾つか購入していたのですが,調べてみると公開されているフリーウェアがたくさんあるので,シーナリー環境を整えるのは早く終わりそうです。
フリー・シーナリーを登録する方法は,メインメニューの設定からシーナリーライブラリーを選ぶところはFS2004と同じです。
登録の際の特殊操作
シーナリーを追加してライブラリーに登録するとき,Windows7以降では特殊な操作が必要になっています。
シーナリーを追加した後の操作が2種類ありますが,追加した後の空白をクリックする方が簡単です。
FS2004と大きく異なるのが,FSXを再起動しなくてもシーナリーの登録・削除ができることです。
フリー機体の登録方法
機体データの登録方法は,FS2004とほぼ同じです。
機体データの収納フォルダー
FS2004と異なるのは,機体を収容するフォルダーの位置が異なります。
FS2004では,FS2004をインストールしたフォルダーの中にある”Aircraft”というフォルダーにデータを収めました。
FSXでは,FSXをインストールしたフォルダーの中に”SimObjects”というフォルダーがあり,その中にある”Airplanes”というフォルダーに機体データを収めます。
ファイル操作は,FS2004とそれほど違わないので私のFS2004でのフリー機体の導入方法を参考にしてください。

またゲージの導入の必要があれば,FS2004と同様にゲージデータをコピーします。
次のFSXでの機体の導入方法を解説したページもあります。
塗装データの登録方法
塗装データの登録方法は,FS2004と同じといっても良いほどです。
気をつけなければならないのは,定義データの型式がFS2004とFSXでは異なることです。
フリーウェアのデータでは,”Aircraft.cfg”に書き加えるFSX用のデータが用意されていることが多いので注意しましょう。
塗装データの導入を解説した次のようなページもあります。
視点の拡張設定方法・表示距離の変更
機体周りを表示したとき,機体までの距離を変更するキー設定を次のとおりです。
これは大事なキーですね。
ズーム アウト - (マイナス) キー
自らの視点を調整する機能もあるのですが,キー設定が複雑で覚えきれません。
覚えるまでは,キー設定を別ウインドウで表示しながら操作することになります。
仮想コックピットなどは,操作が複雑です。

FSXのキー設定ウインドウを,別ウインドウで表示したところ
グラフィックスの基本設定例
FSXが重いという評判をもらった原因は,エイリアス設定とAutogenにあるものと考えます。
まず,FSX上ではアンチエイリアス設定をなしにしておきます。
アンチエイリアス設定は,グラフィックカードのドライバー設定で行います。
そしてAutogenですが,オブジェクトをたくさん表示したいという気持ちを持つと,ついつい表示する建物や航空機,車両などを多く表示する設定にしてしまいます。
そうすると,CPUの処理がそちらに多く回されてしまって本来のフライトへのCPUパワーが少なくなってしまいます。
FSXは,自動的にオブジェクトの表示を調整する機能を持っていますから,オブジェクトを表示したいのであれば,多くのAutogenを多数表示する設定にしておき,FPSの上限を設定しておくという方法もあります。
オブジェクトをたくさん表示したいときには20程度に設定します。
これは,X-Plane11では最低限が19なので参考にしました。
私は,FSXをIFR用に使うので,グラフィックカードの能力を考えてAutogenは少なく設定し上限を30に設定しました。
こうすると,FS2004のような画面表示になり,かなり接近しないと空港ターミナルも表示されません。
高速移動の方法
高速移動機能は,シーナリーの見学や機体の位置設定で使うことになります。
FS2004でもあったように,ジョイスティックを接続したままでは異常動作を起こします。

デフォルトのキー設定の中に”ジョイスティック (オン/オフ) Ctrl + K キー“があります。
これで簡単にジョイスティックを切り離すことができます。
高速移動中はもちろんNumlockは解除しておきます。

3D Cockpitの視点設定
FSXでは,X-Plane11のように3Dコックピットでの視点をプリセットする機能はありません。
つまり,基本的には2DパネルでIFRを行うということになります。
デフォルトのセスナ172には,IFRパネルもあります。

画面いっぱいに表示されるセスナ172のIFRパネル
3Dコックピットでプリセットを実現するには,ペイウェアの”EZCA2″を使う必要があります。
P3Dが登場したので旧版は以前よりも価格が安く$24.95に設定されています。
メッシュシーナリー
IFRでは地形データを目視して飛行することはないので,必要は無いはずですが,離着陸時やの巡航時の景色を美しくして眺めたいという気持ちもあります。
そこで,入手したいのがメッシュデータです。
フリーウェアのメッシュデータ
フリーウェアで地形データを細かくするメッシュデータは,”FreeMeshXグローバルテレインメッシュシーナリー2.0“が公開されています。

45.41GBと大きく,公開されているのがFlyAwayですから,proアカウントを持っていなければダウンロード時間は相当必要だと思われます。
もう一つのフリーデータは,昔からある日本国内のメッシュデータで,38m,76m,150mメッシュの3種類があります。
国内だけならこれで十分でしょう。
ペイウェアのメッシュデータ
ペイウェアのメッシュデータには”FS Grobal“があります。
旧バージョンの2008と2010は,販売を終わっていますが中古品をオークション等で入手可能です。
Ultimateは,販売が継続中でP3D対応になっています。
ちなみに私は,2008のWorld版とUltimateのAsia&Oceania版の中古品を利用しています。
両者は,Ultimateが2008の上位互換なのでエリアをわけて利用することができます。
両者を同時に使うときは,AsiaとOceaniaをUltimate,他は2008を使うという設定をします。
FS Grobalは,世界全体で40GB,UltimateはAsia&Oceaniaだけで40GBとデータが大きいのでSSDに入れることができません。
そのためか飛行中に読み出しのためか数秒間FPSが低下する現象があります。
FPS低下は巡航時間中に起きることが多いのですが,遠景を表示する設定にしているとたまに着陸時に発生することがあるので困ることがあります。
大きなデータは,取扱いが難しいですね。
まとめ
駆け足で,FSXの知識を復習しました。
重いからとFSXを5年近く使っていなかったので,復習するのは結構大変でした。
設定を軽くして飛んでみると,FS2004に似た感覚だと感じました。
キー設定もFS2004と似ているところが多いので,IFRに必要なキーだけなら再び覚えるのも早いかもしれません。


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