南半球にあるニュージーランドには四季があります。ケッペンの気候分類では日本は温暖湿潤性気候でニュージーランドは西岸海洋性気候という違いがありますが,四季があるという点で,私は親しみやすさを感じています。このニュージーランドには世界遺産に登録された多くの自然景観があります。これらをVFRで楽しむためのニュージーランドの地形と建物データをX-Plane11に導入する方法を説明します。
ニュージーランドの高精細地形データとw2xpデータおよびprefabシーナリーを導入する
すばらしい自然景観を楽しめる国,ニュージーランド
ニュージーランドは,南北に分かれた島国です。
四季の変化が好きな私にとって,親しみやすいと感じてしまいます。
南半球にあるので,北が暖かく南が寒冷な気候です。
ニュージーランド全域をカバーするシーナリーのなかで,大規模なフォトシーナリーが公開されています。
私は,四季の景色の変化を大事にしたいという気持ちと大きなデータを取り扱うPCインフラを持っていないことから,このフォトシーナリーの導入を見送っています。
けれども幸いなことに,日本と同じような高精細地形メッシュデータが公開されています。
また,建物データもw2xpデータとprefabライブラリーも公開されています。
これらを導入することによってVFR用のニュージーランド基本的なシーナリーが導入できます。
ニュージーランドは,日本と同様に様々な地形の景観を楽しめる国です。
基本的な地形と建物データだけでもかなり楽しめることと思います。
シーナリーパーツのダウンロードとインストール
高精細メッシュデータ
このデータは,日本の高精細メッシュ地形データと同じ種類のもので,日本の高精細地形メッシュと同じページからダウンロードします。
ダウンロード先は,複数のURLが紹介されていますが,Aerosoftがおすすめです。
導入方法は,日本のデータと同じなので日本の地形データを収納したフォルダーにニュージーランドのデータを入れるだけで導入は完了します。
日本のデータを導入されておられないときは,私の過去の記事を参考に導入しておいてください。
w2xpデータ
ニュージーランドのw2xpデータは,asiaのデータと同じ場所で入手できます。
選択画面で,”w2xp_Australia-Oceania.7z“を選択してダウンロードします。
導入方法は,asiaのデータと同様に展開した”w2xpAustraria_Oceania”フォルダーまたはリンクをCustom Sceneryフォルダー内にコピーし,Scenery packs.iniに登録します。
PrefabシーナリーVer8.0
このデータもasiaと同じ方法で入手できます。
ダウンロードするファイルは,”x_Prefab_Oceania V8.0.zip“で,展開後のフォルダーまたはリンクをCustom Sceneryフォルダー内にコピーし,Scenery packs.iniに登録します。
X-Plane11での表示
ニュージーランドの地形のなかで興味を引かれるのが,南島の氷河です。
日本には小規模のものしかない氷河ですが,ニュージーランドには観光資源にもなっている大きな氷河があります。
ここをデフォルトシーナリーと導入した高精細地形データで比較してみましょう。
デフォルトでの地形は,少しゴツゴツした印象です。
精細地形データでは,氷河のふちどりや山の形が細かくなめらかになっています。
まとめ
基本地形データの導入で,地形を十分楽しめるようになりました。
さらにニュージーランドにはVFRで楽しめる面白い空港がいくつかあります。
おって幾つかを紹介していこうと考えています。
Enjoy, Flight!
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.36r2で表示確認をしています。
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