私は子供の頃から飛行機が好きでした。
中学生の一時期は,本気でパイロットになろうと思っていたんです。
現在は違うのですが,当時の航空大学校の募集要領には
「胸囲が身長の半分以上必要」という条項があって,貧弱な体躯の私は諦めざるをえませんでした。
あこがれは,大人になってからも変わりませんでした。
パイロットがだめならパラグライダーをやってやろうと,奥さんに相談したところ,あっさり却下されました。
それならと,パソコンでフライトシミュレータを始めました。
当時はPC-9801からDOS/V機に変わって行く時期で,マイクロソフトからFS-5というかなり貧弱なシミュレータがでていたくらいでした。
すぐにFS98が出現して本格的なFS(フライトシミュレータ)ブームを迎えました。
全国の仲間が集うFSパーティなるイベントにも参加したこともあります。
新しいシミュレータープログラムが発売されるたび,PCの性能をあげていくためパーツ交換を繰り返してきました。
そういった「FS貧乏」の時代がありましたが,数年前にマイクロソフトがFSXを最後にフライトシミュレータから撤退してしまいました。
現在,FSXをかろうじて動かせるレベルのPCを自作しました。
しかし,またX-Plane11やP3Dのような高スペックを要求するフライトシミュレーターが出現しました。
いつの時代もFS貧乏は続くみたいですね。
でも,シミュレーターを楽しむという点では,私にとってFS2004が最良の選択肢になりました。
提供されている飛行機の種類が,たくさんあるというのが,その理由のひとつです。
そして,コンピューターの性能が向上し,FS2004がストレス無く動かせることが,もう一つの理由です。
今 私は,新製品を追いかけるのではなく,じっくりとフライトシミュレーターを楽しもうと考えています。
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