ガラス球に入って飛行している気持ちになれるP68 Observer

Flightsimulator

「観察者」という名前の飛行機

遊覧飛行をしたいと思ったとき,操縦席からは景色が見られないと思うことがあります。

実は,私もそういう気持ちになったことがあって,遊覧飛行に適した機体を探しだしました。それが,”P68 Observer”です。

“P68 Observer” Photo from flickr


P68 Observerという飛行機

イタリアの”Vulcanair(前社名”Partenavia ”)”が作った機体で,警察や観察に使われることから,”Observer(観察者)”という名前がつけられています。
ハワイで遊覧飛行にも使われているようです。

操縦席前側が強化プラスチックで覆われており,飛行中に前下方がしっかり観ることができます。

P68には,通常操縦席仕様の機体もあります。

Youtubeに製造メーカーのVulcanairが宣伝用に作った動画があります。

- YouTube
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飛行中に操縦席から撮った動画もあります。

P68は,もともと通常仕様の機首でしたが,ドイツの”Sportavia-Putzer“が警察仕様として透明仕様の機首に交換しました。

それをもとに,”Vulcanair“が純正機として,新しく作ったのだとか。

派生型もたくさんあって,引込脚のものやコミューター用に座席数を増やしたものがあります。

Partenavia P.68 - Wikipedia

フライトシミュレーター用の機体

Flightsim.comに通常仕様の機体データがあります。


透明仕様の機体データはFS2004とFSX用にAbacusが販売しています。

ダウンロード製品がありますから,すぐに購入できます。

https://www.fspilotshop.com/abacus-vulcanair-p68-for-fs2004-fsx-p-3346.html?utm_campaign=FSC_Library&utm_medium=search&utm_source=filelibrary&osCsid=n58v8tc73pn53rdu9cqjqfunm5

 


FS2004の機体とコックピット

“P68-TC OBSERVER” by Abacus

 


実機の画像はこちらです。

“P68-TC OBSERVER” Photo from flickr

 


機体データのバリエーション

機体データに付いていたバリエーションを紹介します。

操縦席の計器も通常仕様とG1000仕様があります。

The Vulcanair P68C is listed along side the default Flight Simulator aircraft.To help you find it easily, set the following when selecting an aircraft:

Aircraft Manufacturer: Vulcanair
Aircraft Model: P.68 Observer 2Variations: 1. Italian Police
Aircraft Model: P.68 TC Observer TCVariations: 1. US Government
Aircraft Model: P.68C Variations: 1. Wheel fairings 2. No wheel fairings  3. Wheel fairings and G1000 panel 4. No wheel fairings and G1000 panel
Aircraft Model: P.68C-TCVariations: 1. Standard panel 2. Standard panel  3. G1000 panel 4. G1000 panel

この機体で遊覧飛行すれば,パイロットが景色を見られないといって,フラストレーションを起こすこともありませんね(笑)

 

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