X-Plane11のデフォルト空港は,Gatewayで改善された結果を反映して更新されています。まもなく公開されるv11.35に反映される空港のうち,すでにGatewayからダウンロードできるものがあります。国内の空港のなかでめぼしい更新があるので先にご紹介いたします。
X-Plane11導入日記(その142)
格段に進化した日本国内のデフォルト空港たち
デフォルト空港の良さは,すぐに使えることとFPSに負荷をかけないというメリットがあります。
もっともデフォルト空港の中には,滑走路だけというさみしいものもあります。
けれども,なかにはちゃんとした空港オブジェクトを表示してくれる空港があります。
それらの空港は,Gatewayのリスト中に”3D“の表示があります。
告知された新しい3D空港シーナリー
11.35で新しくなるデフォルト空港は,Twitterで告知されました。
告知された時には,Gatewayからダウンロードできるようになっていたので,そのできばえを一足お先に楽しむことができました。
Gatewayからデフォルト空港を先取りする
ダウンロードとインストール
Gatewayは,X-Plane11のデフォルト空港を改善するためユーザーが参加する公式ページです。
Gatewayでは,ユーザーがダウンロードしたパッケージの不具合を報告するなどしてシーナリーの改善をしていきます。
ダウンロード
今回,11.35で改善される空港だと公表された国内空港は,つぎの4カ所があります。
名古屋(RJNA)
広島(RJOA)
東京羽田(RJTT)
です。
この4カ所の空港シーナリーは,個別のパッケージとしてGatewayからダウンロードできるようになっています。
正式に公開されたら,フォルダーごと削除するか,改良の材料として利用するということになります。
インストール
ダウンロードしたzipファイルを適当な場所で展開し,できあがったフォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダーにコピーすれば使えるようになります。
インストールしておくライブラリーもないので,簡単に利用することができます。
後日ご紹介しますがプラグインの追加でデフォルト空港の敷地内の草地は,四季を反映させた色に変化させることができます。
そういう点からもデフォルト空港シーナリーが改善されることは,変化する四季の風景をVFRで楽しんでいる私にとってありがたいことなのです。
新しいデフォルト空港の風景
11.35で採用される空港ですから,FPSは30を確保できますし,標高を反映するオプションを有効化しても滑走路やエプロンに異常は生じません。
南紀白浜空港(RJBD)
滑走路そばには空港名の表示が見えます
ターミナルビルと周辺は,南国の風景を反映していて楽しそうです。
西側の駐車場越しには,紀伊水道の海が見えます。
名古屋(小牧)空港(RJNA)
セントレアに定期便の多くが移ったので,静かになった空港です。
旅客ターミナル側にはAI機が多数見えます。
自衛隊も駐在しているので,施設は充実しています。
上空から見ると小さくNAGOYAの文字が見えます。
広島空港(RJOA)
フリーウェア空港シーナリーを進化させた仕上がりになっています。
私の地元空港がデフォルトでここまで改善されたことは大変うれしく思います。
あとは,進入灯等が設置されれば完璧ですね。
東京羽田国際空港(RJTT)
新しい管制塔や国内線・国際線ターミナルなど細かい点が改善されているようです。
残念ながら赤いスカイアーチは再現されていないので,フリーシーナリーから持ってきたいところです。
まとめ
X-Plane11のデフォルトシーナリーは,一つ一つの空港が単一のパッケージとしてダウンロードできるようになっています。
パッケージを自分の好きなようにアレンジするためのベースとしても利用できるので,ありがたい仕組みになっています。
世界中の空港が,日々改善されていくので世界の空港を訪ねて行く楽しみもありますね。
Enjoy, flight!
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で表示確認をしています。
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