山形県には日本百名山のひとつである「庄内富士」と呼ばれる鳥海山があります。標高2,236mの活火山で遠くからでも良く見える美しい山です。山形県にある庄内空港は,この鳥海山を眺めることができる空港です。また空港の周囲には,緩衝緑地という名称の公園があります。この公園を含めた庄内空港を再現したシーナリーをご紹介します。
X-Plane11導入日記(その137)
空港敷地と周辺をしっかり再現したVFRに適した庄内空港シーナリー
庄内平野の海沿いにある鳥海山が見える空港
山形県と秋田県にまたがる鳥海山は,「庄内富士」,「秋田富士」,「出羽富士」と呼ばれる標高2,236mの活火山で遠くからでも良く見える富士山によく似た美しい山です。
日本百名山のひとつで,全国から登山客が訪れています。
庄内空港は,その鳥海山を望むことのできる庄内平野の海沿いにある空港です。
東京への時間的な利便性から,現在では1日4便の東京への定期便が飛んでおり,成田空港への定期便も予定されています。
ちょっと珍しいのが松本空港へ1日2便のセイコーエプソン社内便が飛んでいることです。
空港周囲には緩衝緑地と呼ばれる公園施設が整備されています。
空港ターミナルビルは,正面から見ると半円形の屋根を持つ独特の形状をしています。
庄内空港シーナリーのダウンロードとインストール
ダウンロード
空港データはX-Plane.orgからダウンロードします。
タイトルは,”RJSY Shonai Airport Japan 1.0.0”です。
ダウンロードしたファイル名は,”Japan_RJSY_Shonai.zip”です。
ライブラリー
空港シーナリー表示に必要なライブラリーは,OpenSceneryXとAuto Gateです。
これらをあらかじめインストールしておいてください。
そのほか,鳥海山を美しく見せる高精細地形データやAirport Environment HDなど空港シーナリーを改善するライブラリーもあるので併せて利用してください。
インストール
空港シーナリーをインストールする前に,表示に必要なライブラリーをインストールしておいてください。
空港シ-ナリーのインストール手順は,次のとおりです。
2 展開してできた,”Japan_RJSY_Shonai”フォルダーの中にある同名の”Japan_RJSY_Shonai”をX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーします。
以上で導入作業は終了です。
X-Plane11での表示
空港ターミナルビルとエプロンです。
見慣れない外国のAI航空機がいます。
そして遠くに鳥海山の美しい山容が見えます。
ここには,ナイトステイするANAのB737-800とセイコーエプソンの社有機であるキングエアのオブジェクトを置いてみたいと思います。
つぎは,空港ターミナルビル正面と駐車場です。
光線の当たり具合でビルの壁と2階ロビーのガラスが黒っぽく見えます。
出発入り口に近寄ってみると,ガラスの反射まで表現されていることがわかります。
空港周辺の緩衝緑地を見ましょう。
すべての施設が再現されているわけではありませんが,目立つ施設は再現されています。
加えて,上空から見ると空港内の空港名を示す「SYONAI」の文字とロゴマークと「庄内」の文字には感動します。
X-Plane11の標高データへの対応
X-Plane11で,少し前に作られたフリー・シーナリーを使うとき滑走路のでこぼこになってしまうことがありました。
このシーナリーでは,このオプションを標高データーを反映する設定にしても平らな空港が表示されます。
FPSについて
晴天時の空港滑走路上と飛行中について,FPSは”3jFPS”OFFで29以上と快適な軽いシーナリーになっています。
まとめ
今回は,山形県にある2つの空港のうち北にある庄内空港をご紹介しました。
実際の空港は離発着数が少ない空港ですが,X-Plane11ではVFRで飛ぶ東北周遊の中継地として活用できる楽しい空港になりそうです。
この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で表示確認をしています。
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